多肉植物にも他の植物と同じく、多くの品種が存在するため初めて多肉植物を育てる方はどんな種類が育てやすいか分かりづらいかもしれません。この記事ではそんな初心者の方々に知っていただきたい、ベンケイソウ科であるカランコエ属の中から人気のある代表的な品種を4つご紹介いたします。

カランコエ属の特徴

マダガスカル島や南アフリカ・東アフリカなどの暖かい地域に自生しており、沖縄産のものも存在します。生育サイクルは夏で、数あるベンケイソウ科の中でも最も寒さに弱いとも言われています。冬の間は水を少し控えめにして、人が快適に過ごせる温度の屋内で育てましょう。冬以外の季節でしたら日光にしっかり当てて水も土が乾いたと思ったらたっぷり与えてください。カランコエ属は多肉植物用の培養土はもちろん、通常の植物用の土でも育てられる数少ない多肉植物です。

月兎耳

この品種は「ウサギの耳」という名でも流通されており、その名の通り葉の形がウサギの耳に見える多肉植物です。先端が少しギザギザになっている物が多く、葉が細かいうぶ毛で覆われているため色は緑なのですが、全体で見るとどことなく白っぽく見えるため尚更ウサギのように見えてしまいます。ツキトジはここから派生する品種も多くあり、代表的なものですとクロトジやツキトジニシキなどが挙げられます。

胡蝶の舞

外見は一般的の花に似ているこの品種は葉の部分をよく見れば多肉植物だとわかります。冬に窓際などに置いてて朝になって霜が付いている状態でも、すぐに暖かいところへ移動させれば1~2回ならば耐えることができますが、あまりその状態にさせないようにしてください。春になると天辺に花が咲くため、どちらかというと葉が多肉植物である花と思っていただけたらわかりやすいと思います。耐熱性はそれなりにありますが、あまり直射日光に当たる場所に長時間置いておくと水やりも頻繁に必要になるためレースカーテン越しなどがちょうどよい環境です。

デザートローズ

大きな葉が重なる薔薇を連想させるようなこの品種は唐印(とういん)とも呼ばれ、秋には紅葉として鮮やかな色を楽しめます。市販の苗では5~10cmほどのものが多いですが、長く育てていると50cmほどの大きさになる場合もあります。春から秋の間は土が乾いてから1週間以上してから水やりをするようにしましょう。葉がしんなりとしていたら水やりの丁度良いタイミングです。冬はほとんど水を与えなくても育ちますが、もし乾燥が気になるのでしたら霧吹きではにかけてあげましょう。

熊童子

まるでクマの手に見えるような熊童子は膨らんだ葉がとても可愛らしくて、育っていくと茎が立ち上がったりなど変わった姿も見せてくれます。手間を掛けず簡単に育てられるため、花言葉は「枯れない愛」となりました。秋になると葉の爪に見える部分が赤みが深くなり、小さな花を数個咲かせてくれます。

花弁のような葉から変わった形もあるカランコエ

こうして全体を通して見ると不思議な形の葉をしたものが多いですが、それが多肉植物の個性とも言えます。似たような形をした品種もありますが、どれも一つ一つに特徴があるため、それらの違いを知ってどちらを育てたいか決めてください。上記で紹介した多肉植物は全て育てやすいと言われている人気の品種です。

クラッスラ属は世界中で育てられているため、その名を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。この記事ではクラッスラ属の中から育てやすく人気のある品種を厳選して4つご紹介いたします。

クラッスラ属について

ベンケイソウ科クラッスラ属の多肉植物は、主な原産地は南アフリカ・東アフリカで夏型と冬型どちらも多く存在します。良く流通している品種では夏型が多く、耐寒性が低いものが多いです。ですので植え替えなどは春に行うとよいでしょう。暖かい地域であれば一年中屋外で育てることも可能です。乾燥に強く丈夫な品種が多いため、初心者でも楽に育てることのできる多肉植物です。

黄金花月

クラッスラ属には品種名に「花月」と付くものが多いのですが、これは日本でいう金のなる木という意味です。この丸みを帯びた葉の形が硬貨に似ていることからそう呼ばれるようになりました。とても育てやすく風水的にも良い植物とされるため育てている家庭が多い多肉植物です。黄金花月はその中でも赤みを帯びた葉が特徴で色鮮やかに周りの空間を彩ってくれるでしょう。

紀の川

こちらのキノカワという品種は草丈20cmほどまで伸びる不思議は形をした葉が特徴的な多肉植物です。少し青みがかかったような緑色の三角形のような葉を前後左右積み重ねながら上に伸びていく形で、夏型のクラッスラとして有名です。もちろん茎もあるのですが、分厚い葉に隠れてほとんど見えません。成長期の夏から秋にかけては、葉の間から茎をのばして小さな薄いオレンジ色の花を咲かせます。

十字星

形はキノカワと少し似ていますが、十字星の方が葉の厚みが無く小さめで非常に育てやすいクラッスラといわれています。同じクラッスラで「星の王子」という品種がありますが、そちらの斑が入った方という認識が強い多肉植物です。上から見ると十字型をした星に見えることからこの名前が付きました。よく見ると葉に細かいギザギザが入っています。春になると茎のてっぺんから茎をのばして小さな薄いピンク色の花を咲かせます。極端な暑さ・寒さには弱いので温度管理は気を付けましょう。

神刀

ジントウは夏型のクラッスラで肉厚な葉ですが、その形がまるでの刃物のようにも見えるためこのような呼び名が付きました。こちらの変種として、葉に斑模様が入る「神刀錦」という品種があります。上部で育てやすい品種のため、様々な園芸用の品種を育てる際の親ともなることが多い多肉植物です。葉を交互に伸ばしていくため、最終的には40cmほどの高さまで成長します。こちらに近いクラッスラの仲間に「呂千絵(ロチエ)」という品種もあり、ジントウとミヤコホシという品種を掛け合わせた丸みのあるフォームの穏やかな葉が印象的でが、育てるのは少し難しいようです。

クラッスラの品種ごとに違う点

今回はクラッスラ属から4つの品種を紹介しましたが、初めて多肉植物を育てる場合は、クラッスラ属の中から決めずとも育てやすい品種から好きなデザインのものを育てるのが一番楽しく植物と触れ合えるでしょう。多肉植物は他の植物と比べて栽培難易度がとても低いため、どれを選んでも割と悩むことなく育てられるため、出来るだけ気に入った品種から育ててみましょう。どうしても難しそうならば、育てやすいものに絞り込んで選んでみてください。

アブラムシの基本情報

アブラムシは家庭菜園の害虫の代表的存在です。アブラムシと一口に言っても多くの種類があり、日本では約700種が生息しています。体長は2〜4mmで、体色は赤や黄色、黒、茶色などです。繁殖力がたいへん旺盛で、春から秋にかけて単為生殖でどんどん増殖します。植物の上であまり移動せず、生まれてから1週間ほどで子を産むため、ほおっておくと株がアブラムシだらけになってしまいます。
アブラムシは寒さに弱いため、4月から10月にかけて発生しやすくなります。特に雨が少ない時期には活発になります。1種類の植物のみに寄生するアブラムシもいますが、季節によって寄生する植物を変えるものもいます。冬にはアブラムシの被害が減りますが、死ぬわけではなく、成虫や卵の状態で越冬するため、春にまた被害が出始めます。
アブラムシは、窒素成分の多い野菜に発生しやすい害虫です。窒素成分を多く与えると、アブラムシの好むアミノ酸が大量に分泌させるため、アブラムシが寄って来やすくなります。成虫には羽があるため、遠くから飛来することもあります。

アブラムシによる被害

アブラムシは植物の汁を吸いますが、それによって株がしおれたり、枯れたりすることはまれです。それよりも、ウィルスを媒介して植物に被害を与えることの方が多いです。アブラムシが、モザイク病などのウィルス性の病気に侵された株の汁を吸った後、ほかの植物の汁を吸うことで病気が感染していきます。モザイク病は発症すると治療法のない厄介な病気のため、病気にかからないためにはアブラムシがつかないようにすることが大切です。
アブラムシは、糖分が多く含まれた甘露を排泄します。甘露が株につくと、そこからすす病が発症します。すす病はカビが葉を黒く覆うため光合成が阻害され、植物が弱る原因になってしまいます。また、甘露はアリを呼び寄せます。アリが株に集まると、アブラムシを食べるてんとう虫が寄り付かなくなるため、結果的にアブラムシの数がどんどん増えてしまいます。
このように、アブラムシは直接的な被害よりも間接的な被害が大きい害虫です。

アブラムシの予防・駆除

アブラムシの飛来を避けるには、窒素成分を含む肥料を与えすぎないことが大切です。アブラムシは反射光を嫌うので、株元にアルミホイルやCDを置いておくだけでも予防になります。防虫ネットをかけることも効果的です。
それでもアブラムシが飛来してしまったら、数が少ないうちに対処しましょう。セロテープを使うと簡単に駆除できますが、粘着力が強いものは株を傷つけてしまう恐れがあるため、注意しましょう。
自然農薬を使用する方法もあります。牛乳をスプレーすると、牛乳が乾いた時に膜ができて、アブラムシを窒息させることができます。アブラムシの駆除が済んだら、牛乳を水で洗い流しましょう。木酢液を散布すれば、アブラムシ以外の害虫を駆除できる上に、株を強くすることもできます。自然素材で作られたものなので、人体への影響もありません。
自然農薬は、株や人体への影響が少ない分、害虫駆除の効果も弱めになります。アブラムシの数が増えてしまった後には、薬剤で駆除しましょう。ベストガード粒剤や、カダンセーフなどの薬剤を使用します。薬剤は、使用時期や使用量を守れば人体への影響はほとんどありません。株が枯れてしまう前に積極的に使用しましょう。

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