多肉植物の仲間であるサボテンは、今や立派な市民権を得て多くの方に親しまれる植物になりました。針の無いサボテンも多く、雑貨屋さんなどに行けば小鉢に入ったサボテンを見かけるほど多くの場所で取り扱われています。この記事ではサボテンの育て方や注意点についてご紹介いたします。

手がかからず育てやすい植物

サボテンは特別な手間がかからず、ほとんど水やりのみで成長していく植物ですので、言ってしまえば半分放置気味でも育てることができます。しかしそれでは元気がなくなってしまう事もあるでしょう。買ってみたけれどこれからどう育ててよいかわからないという方は是非ここで育て方を知っていただきたいです。

サボテンの育て方

まずサボテンは外で育てる場合は雨の当たらない場所に、屋内で育てる場合は日光がほどよく入る場所に置いておきましょう。日当たりが良く風通しの良い環境を好む植物ですので、暗く締め切った場所に置くといくら強いサボテンといっても元気がなくなり枯れてしまいます。出来ることなら一日に3~4時間程度、日光に当てて育ててください。そして寒さに弱い個体も多いため、周りの温度が10℃以下になりそうな場合は暖かい室内に移しておきましょう。しかし生育温度は5℃~40℃ですので国内のどんな環境でも基本的には耐えられます。そして温度の問題ではありませんが、日本の環境は世界的に差が激しく、夏は日差しが強すぎて葉焼けを起こす場合もありますので、レースカーテン越しの環境で育てるのがベストです。
水やりについてですが、サボテンは土が乾いてきたと思ったら一度にたっぷりと水を与えましょう。乾燥に弱い植物で、特に成長期はたくさんの水を必要としますので忘れずに水やりすることが枯らせないコツです。逆に言うと日当たりと水分管理をしっかりしていれば元気がなくなることも少ないはずです。しかし冬の寒い時期には一カ月に一度の水やりでも問題ありません。
そして、サボテンの追肥は成長期に月2~3回ほど薄めた液肥を与えるのがちょうどよいでしょう。その他にも元気がなくなってるように見えたり元肥が切れたと思ったらその都度与えてください。肥料は水と違って一度に多く与えるのはいけません。休眠期にも肥料を与えるのはNGですので気を付けましょう。

花の咲かせ方

サボテンには花が咲く品種が多いですが、実は花を咲かせるように育てるのは少し難しいです。品種によっては一般の家庭ではとても咲かせられない条件もありますが、一般に流通している物であれば上手に育てればほとんどは咲かせられるでしょう。花を咲かせるためには水分管理や日光の条件をしっかり守り、一年に一度の植え付けを行えば成長サイクルによって開花時期になれば花は咲くはずです。数十年に一度しか咲かないサボテンなどもありますので、調べてみるのも面白いかもしれません。

サボテンと共に日光を浴びる

上記の注意点を踏まえて育てれば、ほとんどのサボテンは元気に育ち花を咲かせることが出来るでしょう。日光に当たり育つサボテンと同じく、人間も毎日日光浴をして積極的にビタミンDを体内に取り入れる必要があります。サボテンと共に朝日を浴びてより健康になりましょう。

多肉植物は基本的に数日に一度の水やりで育つ植物ですが、数ヶ月、1年が経ったならば植え替えの時期かもしれません。中の土を変えることによって今の多肉植物をより元気に、根が悪くなっていないかをチェックできるため定期的に植え替えすることをおすすめします。この記事では多肉植物の植え付けに関する基本的なやり方をご紹介いたします。

必要な道具や基本的な植え替え法

まず植え替えに必要なものは「多肉植物用の土・剪定用のはさみ・底石・鉢底ネット」があれば十分です。まずは鉢から根の崩れに気を付けて丁寧に本体を取り出します。土を軽くはらい落としたら黒ずんだ古い根をはさみで切り落としていきます。この時消毒したはさみを使えば切り口から菌が入るのを効果的に防いでくれます。そして鉢にネットを敷いてから底石(軽石)を敷き詰めて、土を鉢の3分目程度入れましょう。そして根を植え付けて周りに土を敷き詰めるのですが、この際も根が傷まないように力を入れすぎずにしてください。軽く水を与えながら株を固定していき完成です。植え返してからは明るい日陰に置いて置き水を与えないようにしてください。1週間も経てば状態も良くなり土も乾いてくるでしょう。

植え替えを行う時期について

植え付けは大体の日が経てばしないといけないものではありませんが、1年に1度はすることが推奨されています。その他には、鉢の底から根が出てきたり、株が大きくなり鉢いっぱいに育ってしまったり、少し枯れた葉が目立つ場合には植え替え時期といわれています。長く育てていると土の水はけが悪くなり根腐れを起こしてしまう事もあったり、土自体の栄養も無くなっていますので、元気に育てたいのであれば年1回の植え付けは心がけましょう。
植え替えと聞くと難しいものを想像するかもしれませんが、タイミングや使う土を間違えなければ非常に簡単に済ますことができます。まず植え替えを行う時期について考えましょう。多肉植物は3つの生育サイクルに分かれますので、まずは今育てている品種がどれに当てはまるか知らなければいけません。植え替えはその成長期に突入する前に行います。ですので夏型ならば3~6月、冬型ならば8~11月、春秋型ならば3~4月の間に行うのが良いでしょう。休眠中に植え付けると根が十分に伸びないため枯れてしまう事もありますので出来るだけ避けてください。

植え替え時に気を付けるポイント

一つは植え替えを行う時期ですが、その他にも意識したいポイントは植え付け後の水やりです。植え替えする前は水を控えめにして根のほうに水分が無い状態にした方が、根を傷めずに抜くことができます。そして新しくする土は市販の多肉植物専用の土を使いましょう。観葉植物の土で代用する方も多いですが、こちらは保水性が高いものが多く、多肉植物に使うと根腐れしてしまう原因になりますので推奨しません。
植え替えは多肉植物や観葉植物を長く楽しむために必要になってくる作業です。最初のうちはあまり考えなくてもよいですが、植物をその季節や年だけの使い捨てと考えず、なるべくその植物を長い間可愛がってください。新しいものを沢山増やしたい気持ちもわかりますが、その場合は多くの品種を楽しめる植え付けなどがおすすめです。

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