袋に虫を誘い込み逃がさないウツボカズラは食虫植物の中でもハエトリソウやモウセンゴケと並ぶ代表的な品種です。食虫植物は全体的に育てるのが難しいため、しっかりと知識を付けてから挑むことをおすすめします。この記事ではウツボカズラ(ネペンデス)の育て方や注意点などをご紹介いたします。

ウツボカズラの原産地や特徴

ウツボカズラは熱帯地域を中心に自生しており、現在は100種類以上が確認されています。高温多湿な環境で育っている種類もありますし、乾燥している地域にいたり、常に霧に覆われているような標高3000mほどの山にいる場合もあり非常に種類が豊富です。この高山に自生しているウツボカズラは寒い地域でないと生きていけないので、常に冷房がつけられる家庭でないと育てられないためなかなか市場でも出回りません。食虫植物はその土地に十分な栄養が無いため自らを使い養分を求めて進化していった植物でありますが、その中でもウツボカズラの獲物を捕まえる罠の仕組みは、知るとつい感心してしまうでしょう。

ウツボカズラの育て方

ウツボカズラには品種ごとに3つのグループに分かれており、それぞれ成長期が違うため購入する際にどの品種かを調べておくことをおすすめします。共通する育て方としては、室内で日当たりのと風通しの良い場所に置いて、水やりは土が十分に乾いたら一度にたっぷりと行う事です。モウセンゴケやハエトリソウは腰水で管理することも多いですが、ウツボカズラは通常の植物と同じように水やりを行います。日本の35℃ほどになる酷暑は扇風機などを当てて全体を冷やさなければ弱ってしまいます。冬の寒さには非常に弱いため最低でも10℃以上の温度を保たなければ枯れてしまいます。窓辺に置いたり、出来れば温室に入れて加湿したり少しでも暖かい環境にしてあげましょう。肥料などは必要なく、人為的に虫などを投入する必要もありません。基本的に水と日光があれば元気に生きていけます。もし袋が上手くつかない場合は恐らく日光不足や水・肥料の与えすぎが考えられます。肥料もほとんど必要ないため水分管理や日光については十分注意しながら育ててください。

ウツボカズラの虫の捕食方法

ウツボカズラは虫にとって非常においしそうな匂いを発するため、これを感じとった虫は酔ったようにふらふらになり縁に止まり、足を滑らせて消化液のある袋に落ちていきます。一度落ちてしまうと壁はとても滑りやすいため逃げ出すことはできません。もしよじ登れても縁には下向きにトゲが付いているため外までは出られないようになっています。結局虫は疲れ果てそこで吸収されていきます。
余談ですが、自生しているウツボカズラは非常に大きなものもあり、虫だけでなく哺乳類ですら捕まえてしまう事から肉食植物といわれる場合もあります。もし巨大なウツボカズラが近くにあるとしたら人間も簡単に・・・そう考えるととても恐ろしいですね。その他にも現地ではウツボカズラの袋が保存用として売られていたり、袋にお米を入れて炊いたり弱酸性となった消化液を飲んだりと、なかなか一般人には厳しいこともあるそうです。

育成難易度の高い植物ウツボカズラ

食虫植物は全体で見ても通常の植物より育てるのが難しいです。普通に育てる分には上記を踏まえておけば問題ないかと思いますが、今まで植物をあまり育てた事のない人がいきなり食虫植物に挑戦するのはかなり難しいと思います。最初は他の植物で自然になれてからスタートすることをおすすめします。

プルメリアは一枚一枚の花弁に存在感があり、色も派手で出なくても鉢に数本植えるだけで非常に目立つ花です。よく髪飾りに使われているので名前は知らずとも見た事あるという方は多いのではないでしょうか。この記事では、そんなプルメリアの育て方と育てるうえでの注意点をご紹介いたします。

プルメリアについて

一般的に流通され多く育てられている品種は「オブツサ」というものですが、他の代表的なプルメリアも合わせ、現在は200種以上が確認されています。花色は白が多いですが、黄色やピンクなども人気があります。本来の原産地は東南アジアやメキシコに自生しており、ラオスでは国花として扱われている由緒ある花です。花言葉は「気品」「内気な乙女」など、見た目のイメージにピッタリなものがつけられました。
プルメリアは甘い香りのする花で人にリラックス効果を与えてくれますが、葉や茎から出る樹液には毒があり、皮膚炎から不整脈、心臓麻痺などの命にかかわる症状が出る場合があります。もし植え替えなどメンテナンスを行う際には必ず手袋を付け、樹液に触れることを避けてください。

プルメリアの育て方

直射日光が大好きなプルメリアは、出来るなら外に置いた方が元気よく育つでしょう。特に15℃を上回る快適な気温になりましたら外の風通しの良い場所に置くのがおすすめです。しかし多湿状態を嫌うため、梅雨の時期には外に出しっぱなしではなく室内に避難させる必要もあります。屋内で育てる場合も日当たりの良い場所に置いておくことで花が咲きやすく元気に育ちます。寒い時期になると葉が落ちてしまい幹だけになってしまいます。この状態になりましたら出来るだけ日光の当たる明るい場所で保管してください。もし葉が残っているようでしたらハサミでカットして茎のみの状態にして下さい。これが休眠期間となり、冬を過ごしてまた暖かくなってきたら元気に育つでしょう。
綺麗で丈夫な花を咲かせたいのであれば、しっかり肥料を与えながら育ててください。花を咲かせやすくするために必要な栄養として「リン酸」があげられます。肥料を選ぶ際にはこのリン酸の含有量が多いものを選ぶとよいでしょう。しかし早く花が見たいと言って規定量を越して過剰に肥料を与えるのは枯れる原因になりますので絶対にしてはいけません。
そして水やりについてですが、プルメリアは少し乾燥期間が続いても問題ない植物ですので、数日水やりを忘れても心配ありません。ですので土が全体的に乾いたと思ったら通常の植物と同じく一度にたっぷりと水を与えましょう。受け皿に溜まった水は土が水を十分吸い込んだ状態でまだ残っていたら捨ててください。プルメリアに限らず、植物を枯らす原因で一番と言っていいほど多いのが水やりです。これは水のやり忘れではなく、こまめにやりすぎてしまい過湿状態が続くと枯れてしまうので気を付けてください。特に冬は1週間ほど間隔をあけた方が良いかもしれません。

上記についてしっかり理解していればプルメリアをすぐ枯らすことなく元気に育てられるでしょう。特別な手間や作業などもありませんので今まで植物を育てた事のない初心者の方でも育てることのできる花ですので、是非チャレンジしてみてください。

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