ベランダで野菜や花を育てる時に絶対必要なものとして土と種や苗。そして土を入れる入れ物です。底に穴があってちゃんと水が流れるようになっている植木鉢やプランターが必要です。サイズもいろいろありオシャレなものもありますよね。そこで育てる野菜によって違うおすすめのプランターをご紹介しますね。
目次
種を蒔くなら育成ポットがおすすめ
野菜や花を種から育てるのなら、いきなりプランターに撒くよりも育成ポリポットに撒いて本葉が2~3枚になるまで育ててからプランターに植え付けた方が丈夫に育ちます。ポリエチレン製の物やポットごと植え付けることができポットはそのまま土に還るというエコなポットもあります。サイズは号数で表記していることが多いと思いますが、1号=1寸(約3cm)なので、3号なら直径が約9cm、12号なら36cmということになります。もちろんサイズが大きければそれだけ土の量も多くなるということなので用途に合わせて購入しましょう。
育てる野菜にあったプランターを選ぼう
プランターはサイズもいろいろあり、狭いベランダでも野菜を育てることができてとても便利です。標準は長さが70cm前後、深さは20cmほど。用土は15Lぐらいの長方形型のものです。小松菜やホウレン草、レタスなどの葉菜類を育てる時に向いています。深さが15cmの浅型でも大丈夫です。深さが30~40cmで用土は20L以上の深型プランターは、ミニ大根や人参、ジャガイモなどの根菜類、根が深く張るトマトなどにおすすめです。
丸型もおしゃれ
丸型のプランターは主に観葉植物や花などに使われることも多いのですが、ベランダで普通サイズの大根を育てることができます。大型の丸型プランターならリンゴやミカンの木を栽培することも可能です。大量の土に苗木、プラス水を撒くということでかなりの重量になりますので、安定した場所に置くようにしてください。普通サイズで足高でおしゃれなものはハーブなどを育てるとインテリアとしても最適です。
小型プランターをたくさん揃えるのもいい
100円ショップでもおしゃれで可愛いプランターがたくさんそろっています。ベランダが狭くて大きなものは置けないという方や、野菜を作っても一度にたくさんはいらないという方は、小型のプランターをたくさん用意していろんな野菜を少しずつ育てるのも一つの方法です。また同じ種類でも栽培時期を少しずつずらすようにすれば長く楽しむことができるのもおすすめポイントです。
初めてならセットで購入するのもおすすめ
初めて野菜作りをするのでやっぱりどのプランターを選べばいいのかわからないという方は、プランター・土・支柱・肥料などがセットになったものを選ぶのもいいですね。例えばトマトを育てるのなら必要なものがすべてそろっていて、作り方や道具の使い方までのマニュアルが付いているので迷うことなく栽培することができますよ。
プランターの素材について
プランターにはプラスティック製や木製、陶器製などの種類があります。プラスティック製は安価で軽く移動も楽で作りやすいですが、水分が蒸発しにくく安定感に欠けます。木製・陶器製は重量がありますが倒れる心配はなく、適度に水分をコントロールしてくれますので根腐れが起こりにくいです。また魚が入っていた発泡スチロールの底に穴をあけてプランター代わりにすることもできます。保温性に優れていますが見た目が悪いのが難点です。