「遮光ネット」「寒冷紗」など、これらの言葉は園芸コーナーに行けば必ずと言っていいほど置いてありますが、これにはどんな役割があるのでしょうか。商品の説明を見てみるとそのまま遮光に使えるもの、霜を防ぐなどの記載がありますが、実際に使うとしたらどのような場面で使用すればよいのでしょうか。この記事では遮光ネットや寒冷紗など植物に覆って使うアイテムについてご紹介いたします。

一番よく見るであろう遮光ネット

言葉の通り遮光ネットとは光を遮る役割があり、市販の物には遮光率なども記載されています。色は黒と白が一般的で、ネットの編み方によって遮光率が変わります。これはよく見るとメーカーごとに異なる場合もありますが、大きく分けて平織り・ラッセル織り・絡み織りの三つに分けられます。平織は遮光率が非常に高く、ラッセル織りは網目にずれが無く切り口もほつれないというもの。絡み織りは絶妙なバランスで前者二つの良い部分を取り込んだものとなっています。
そして光を遮るのですから、そこには直射日光による熱もたまってしまいます。あまりにも安価なものですと耐熱性が備わっていない場合もあり、そのまま使うと遮光ネットを掛けた内側の温度が急上昇して蒸したような環境になるため購入の前に一度耐熱性についてチェックしましょう。こちらは最近では窓際に掛けて単純に日よけとして使われることもあります。

夏の必需品・寒冷紗

こちらの寒冷紗は名前を見ると寒さや霜を防げるようなイメージですが、夏にも高温や乾燥を防ぐのにも使えます。誰でも一度は蚊に悩まされたことはあると思いますが、寒冷紗は蚊を防ぐ「蚊帳」の材料ともなっています。そのため網目は粗めでとても薄く、防寒性もあるのに涼しげでもあるアイテムです。色は白が一般的ですが黒も多く普及され、そちらの方が遮光率や遮熱効果も高まっていると言われています。
そして寒冷紗には蚊帳に使われていることからお分かりの通り、ある程度の防虫性も備わっています。しかし支柱など使いトンネル状にして寒冷紗を、夏の蒸し暑い中に長く使うのは少し危険です。網目は粗くてもすぐに中に熱がたまってしまうため虫よけだけのために使うのでしたら新たに専用の防虫ネットを用意するべきです。中には遮光性のある防虫ネットもあります。

被覆資材を実際に使う場合

いざ使ってみる際の注意点ですが、外の植物にかける際に、遮光率の高い良い遮光ネットを購入し夏の特に日差しが強い日に掛けてしばらく放置していると、成長に必要な光さえ植物に届かない場合も考えられます。そこで目安にしていただきたいのですが、通常の草花を育てるのでしたら遮光率は40~60%のもので十分です。観葉植物ならばもう少し高くても問題ありません。

被覆資材の役割を知る

これらの被覆資材と呼ばれるものは、今までも多くの方に使われてきましたがその意味の明確な違いはあまり知られず、なんとなくの状態で使われることが多いアイテムでした。もちろん商品によって性能などは大きく異なりますし、現在もなお進化を続けている道具ですので、もしかするとこれからは一つの被覆で全ての役割を完璧にこなせるという商品も出るかもしれません。ですが現在は存在しないため、今の植物にしっかり使えるようにこの異なる点などを参考にしていただいて、正しいお手入れをしてください。

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