広い庭のあるご家庭では植物を育てなくても雑草が勝手に生えて見栄えが悪くなります。もし庭で小さなお子様やペットが遊ぶのであれば安全のためきちんとお手入れする必要があるでしょう。そんな芝に関するメンテナンスは芝刈り機があれば楽に済ませることができます。この記事では芝刈り機の種類や選び方などをご紹介いたします。
芝刈り機の種類
芝刈り機は実は様々な場所で使われており、公園やゴルフ場などの綺麗に生えそろった芝は芝刈りによる仕事のおかげです。その種類は豊富で、大きく分けて6つに分類されますので一つ一つご紹介いたします。
手動のリール式・・・リール式というのは「リールカッター」という螺旋状の刃と「ベッドナイフ」という挟んで草を刈る2つの刃から成り立つ物を指します。手動ですので、この二つの刃が付いた芝刈り機を手でおして草を刈っていきます。一番安価であり、小さなスペースの庭でも手軽に使えるためおすすめです。
電動のリール式・・・上記のものが電動になったもので刃を電気で回転させて草を刈る芝刈り機です。コード式と充電式の2種類がありますので、コード式の場合は電源が通る場所か確認しましょう。
電動のロータリー式・・・ロータリー式とは丸い刃が地面と水平になる形で回転して草を刈り揃えていくものを指します。草が伸びて整っていない庭でも短時間で素早く刈ることができますが、最終的な仕上がりだとリール式の方が見栄えがよいので、とりあえず早く最低限綺麗にしたいという方におすすめです。
電動のバリカン・・・これは狭いスペースでも使える種類で、他の芝刈り機のようにメインで使うのではなく、サブとしてあったら便利というものです。とても綺麗に仕上げられるため、一つ用意しておくとよいかもしれません。
エンジンのリール式・・・エンジンとはガソリンを使って芝刈り機を動かすものを指します。パワーがあるため、特に広い庭のお手入れの際にはおすすめです。
エンジンのロータリー式・・・リール式とは刃が別という点以外変わりませんが、こちらのタイプは見かけることが少なく、主に公共施設の業務用として使われます。
自分に合った芝刈り機
上記の6タイプをご紹介いたしましたが、もし庭が特別大きくないのであれば一番安価である手動の芝刈り機で十分です。電動よりも時間こそはかかってしまいますが、もし初めて芝刈り機を購入される方はまず慣れた方が怖くないかもしれません。素手で刈り続けるよりは絶対に効率的ですので、もし悩んでいるのでしたら最初は手動のもので試してみるのが良いと思います。
もしどうしても定期的な芝刈りの時間を少しでも短縮したいのであれば電動のものでもよいでしょう。短い時間で終わりますし、リール式なら特に仕上がりも綺麗ですので見栄えも良いです。エンジン式は大きくて高価であるため広い庭が自慢という方におすすめのタイプです。プロ仕様なものも多いため、初めての芝刈り機としてはおすすめできません。
手動のものはだいたい数千円で購入することができますが、電動タイプでも格安の商品ならば一万円以下で買うことも可能です。自分の財布と庭の多きさに相談しながら、合うものを考え購入しましょう。