スイスチャードとは、アカザ科フダンソウ属の一年生作物で、1つの種から赤・黄・白・オレンジ色など綺麗な葉の軸が出来る珍しい葉野菜です。食べられる野菜でありながら、カラフルなのでお洒落にベランダ菜園を楽しめます。
ほうれん草と同じようにおひたしなどの料理に向いています。葉は大きく、サンチェの葉にもよく似ているので、肉巻きも合うでしょう。
市場ではまだまだ流通数の少ない野菜なので、ぜひベランダ菜園で栽培してみましょう。

◆スイスチャードの栽培時期
4月~11月くらいまでが基本的な栽培時期です。種まきからおおよそ30~50日程で収穫が出来ます。また、それよりも前にベビーリーフとして収穫する方法もあります。この場合は25~30日程で収穫が出来ます。

◆スイスチャードの種まき
まず種を一昼夜、水を含ませた新聞紙の中に入れておきます。スイスチャードの種はとても固いので、ふやかすことで、芽が出やすくなります。一昼夜経ったら、株間10~15cmで一定間隔で2粒~3粒ずつまいてください。スイスチャードは発芽率が揃わないことが多々あります。
また、別の方法として種にハサミやカッターで傷少しつけるという方法もあります。傷をつけることによっても、発芽しやすくなることもあります。プランターで栽培する場合は、条間は気にせずに、株間だけ一定にしていれば大丈夫です。発芽温度が20~27℃のため、ある程度暖かい場所での栽培をお勧めします。

◆スイスチャードの水やり
生育段階によって水やりの方法は変わっていきます。基本的には最初はこまめに、後は大雑把にで大丈夫です。
・播種後は、土の表面が乾かないようにまいてください。たっぷりではなくてもいいですが、芽が出るまでは乾きに注意してください。
・発芽後は、播種後と同様に土の表面が乾かないようにまいてください。環境にもよりますが、おおよそ1~2日に1回の水やりの割合です。
・生育中は、土の表面が乾いたらたっぷりまいてください。環境にもよりますが、おおよそ3~5日に1回の水やりの割合です。

◆スイスチャードの肥料
畑や露地でやる場合は、石灰やたい肥系肥料などなど、あげればきりがない程肥料があります。土壌分析でもしてないと、一概にどのくらい肥料をあげてくださいとは書けませんので、お勧めを紹介します。プランターで栽培してみましょう。ホームセンターなどで販売されている家庭菜園向けの培養土をお使いください。まず間違いないです。配合もしっかりしてます。オリジナルの肥料の調合はプロでも難しいと言われているためぜひ、培養土をお使いください。
また露地で栽培する場合、種まきする部分や定植する部分のみ培養土を入れてください。局所的肥料栽培と言われるものです。これで最初の方は十分に育ちます。その後、葉の状態を見ながら追肥をしていってください。

◆スイスチャードの育て方
暑さや寒さに強いため、比較的どこでも栽培可能です。暖かい地域では周年栽培できるほど、簡単な野菜です。色々な方法がありますが、お勧めは、人間と同じと考えるのがいいでしょう。根本的には人間も野菜も同じ生き物です。極端な高温低温や過湿乾燥など環境によって健康になったり不健康になったりします。環境に関しては以下方法を参考にしてみてください。

・高温の場合、涼しくしてあげるために、室内へ移動してあげてください。移動できない場合は、遮光カーテンなどを使い温度を下げてください。
・低温の場合、暖かくしてあげるために、室内へ移動してあげてください。移動できない場合は、寒冷紗や不織布で覆って温度を上げてください。
・乾燥気味の場合、風が直接に当たらないように寒冷紗などで覆ってあげてください。
・過湿気味の場合、なるべく風の流れる要に環境をつくってあげてください。

追肥に関しては、栽培期間中に1~2回、株から少し離れた場所にパラッとまくだけで十分です。葉菜類は、肥料を大量に必要とはしていませんので、肥料ボケにならないように、こまめに少量ずつの追肥がいいでしょう。

◆スイスチャードの病害中対策
水をやりすぎると根腐れや茎腐れが起こりやすいので水のやりすぎには注意です。ですので、表面が乾かないようにまいてください。また、青虫やヨトウムシによって葉を食べられることも多々あります。一気に全部の葉を食べるわけではないので、よく観察して、少しでも葉に穴があれば青虫やヨトウムシを探してください。
その時点では、まだ捕まえることができます。穴だらけになると、何匹もいるので農薬が必要になってしまいます。早期発見が何よりの害虫駆除方法です。

◆スイスチャードの収穫の方法
ベビーリーフとしての収穫も可能です。ベビーリーフとして収穫する場合は、10cm前後で収穫適期です。一般的な大株で収穫する場合は、20cm前後が収穫適期です。収穫適期を過ぎてしまうと、苦みが強くなり美味しくなくなってしまいます。

◆スイスチャードの収穫後の楽しみ方
サンチュのように、焼き肉とセットでお肉と一緒に食べるのが流行っています。また、ほうれん草のようにおひたしにするのも人気です。ベビーリーフで収穫したものは、サラダに使うと食卓が多彩な色で華やかになります。

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