葉菜類には葉の他にも茎や花の部分を食す野菜も分類され、サラダの主役であるレタスなども葉菜類の一つです。花を食べるというのはブロッコリーやカリフラワーの花蕾が当てはまります。この記事では簡単な野菜は育て上げたから、もうワンランク上の難易度を目指す方のために中級者向けの葉菜類を厳選して4つご紹介いたします。
ハクサイ
ハクサイは大きいサイズが印象的ですが、ミニハクサイという種類も存在し、それならば大きめのプランターで育てることもできます。ハクサイは害虫の被害が出やすく病気にもかかりやすいため、慣れていない方は春植えよりも秋植えをおすすめします。9月ごろに植え付けを行い、収穫は11月~1月の間が一般的です。ハクサイは栄養も豊富で鍋のお供や漬物として非常に重宝する野菜ですので、その点を考えても冬に収穫できるというのはおすすめポイントです。低温の状態が続くと結球しないまま育ってしまったり水はけが悪いと病気にかかってしまうので、植え付けの時期や水やりには気を付けましょう。
レタス
レタスは雪の下でも生きることが出来るほど寒い気候を好みます。春と夏に栽培できる野菜ですが、初めての方は8月から9月の間に植え付けを行うことをおすすめします。比較的育てやすい品種は「サリナス」や「フルトン」ですので、ホームセンターでチェックしてみてください。湿気を嫌う性質もありますので、水はけをよくするために赤玉土などを敷き詰めるとよいでしょう。種から育てるのが難易度が高く、温度管理や湿気に気を付けないといけません。新聞紙などを使わないと上手く育てられません。間引いた苗も食べられるのがレタスの良いところでもあります。
カリフラワー
プランターでカリフラワーを育てる場合は小型種を選べばしっかり収まるため、収穫まで失敗しなければ立派に育てることができます。栄養価も高く食物繊維が豊富に含まれているカリフラワーは是非習慣的に食べていただきたい野菜でもあります。暑さと乾燥に弱い野菜ですので、夏の植え付けには注意してください。育てやすい品種は「スノーキング」や「ミニカリフラワー美星」が挙げられます。収穫が遅れてしまうと味も落ちてしまいますので、頃合いになりましたらすぐに収穫してしまいましょう。肥料を欠かさずあげ続けるのも忘れずに。
ホウレンソウ
ホウレンソウはこの中でも非常に成長が早く、育てる難易度も低い野菜になります。少し日当たりが悪くても、プランターでしっかり育つので、初心者の方でも手順を誤らなければ育てやすい野菜です。だいたい1ヶ月~2ヶ月程度で収穫できるため成長が目に見えてわかるのでお子様のいるご家庭では喜んで育てるかもしれません。低温には強いですが、あまり続くと生育が悪くなってしまいますので雪が降る地域は気を付けましょう。葉っぱが大きく見えますが、数センチの感覚で植え付けて育てることができますので、実は植木鉢でも栽培は可能です。
よく食べる野菜を知るという事
ホウレンソウやレタスは他の野菜と比べてサラダに加えるのはもちろん、単品でもよく食べられている野菜だと思います。よく葉菜類の野菜を買って食べているという方は、この機会に家庭菜園で食卓に並ぶ野菜を作ってみるのはいかがでしょうか。