バレリアンはヨーロッパから西アジア原産でセイヨウカノコソウとも呼ばれます。おもに栽培されるのはレッドバレリアン(ベニカノコソウ)で、ここで育て方を紹介するのもこのレッドバレリアンです。ハーブとして利用されていて、日本には明治時代ごろわたってきたようです。オミナエシ科で草丈は1メートルぐらいになる多年草で、羽のように葉が付いて根と茎から麝香の香りがします。遠目に見てもとても映える花です。

バレリアンの品種

「レッドバレリアン」は紅色の花がまっすぐ伸びた茎の先に房になって咲きます。薄桃色の花の「コモンバレリアン」は少し大型で草丈が1.5メートルぐらいになる品種です。

バレリアンの栽培時期

開花期は7月から10月、初夏から秋まで咲きます。
植え付け時期は3月から4月と10月から11月ごろが適期です。
肥料は少なめに管理します。

バレリアンのプランターと用土

プランターは60センチぐらいの大きさが適しているでしょう。60センチプランターなら苗は2株植えられます。

用土は市販の草花培養土で育ちます。肥沃で湿り気が少しあるぐらいが適しているので、配合するなら赤玉土5:腐葉土3:パーライト2ぐらいが良いでしょう。

バレリアンの種蒔きと植え付け

種蒔きに適しているのは9月から10月ですが、寒冷地であれば春蒔きの方が安心なので4月から5月です。気温が15度から20度ぐらいが発芽適温です。プランターに用土を入れて種を直播しましょう。土はかぶせても5ミリ程度が限界で、極端に乾燥しなければ覆土はしなくても大丈夫です。湿度を保てるように水やりをしながら管理すると早くて2週間ぐらいで発芽し始めます。くっつきすぎている芽は間引いて、本葉が5枚程度になったら鉢替えしても良いでしょう。秋に蒔いて苗が小さいうちに寒くなりそうなら霜よけをするか軒下に置きましょう。

苗を植える場合は60センチプランターなら2株ぐらい、緩効性の肥料を元肥として用土に混ぜておきましょう。寒くなりそうなら室内でも栽培ができるので、部屋に入れても良いですね。

バレリアンの置き場所

日当たりと水はけのよい場所が向いています。乾燥気味の方が良いので風通しが確保できるとさらに生育が良くなります。半日陰でも育ちますが、花付きが悪くなるのでやはり日向の方が良いです。夏場の強烈な暑さの時期だけは半日陰に移動しても良いでしょう。耐寒温度はマイナス10度とかなり冬に強いのが特徴です。関東より南なら戸外で越冬できます。根っこまで凍ってしまうほど寒い地域では、株の上に腐葉土などをかぶせて凍結を防ぐようにしましょう。地上部は枯れますが、春になると芽吹きます。

バレリアンの株分けと植え替え

株分けと植え替えの適期は3月から4月と10月から11月初旬ぐらいです。掘り上げた株を2つか3つぐらいに分けて植えつけます。

植え替えは1年から2年に1回すると生育が衰えません。鉢の下から根がはみ出ていたり、ウォータースペースの水が減りにくくなったら根が回っています。一回り大きな鉢に植え替えるか株分けをしましょう。

バレリアンの水やりと肥料

水やりは土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るまでやりましょう。冬の間は生育が鈍るので乾燥気味に管理します。
肥料は3月から4月ごろと10月から11月ごろ、緩効性肥料を株元に蒔きます。液体肥料なら時季は同じで水やり代わりに2週間に1回施します。肥料が多いと草丈だけが伸びてだらしない株になってしまいます。乾燥してやせた土地でも育つたくましいハーブなので、肥料は少なめにしましょう。

バレリアンの花茎切りと切り戻し

花が終わったら花茎を切り戻します。脇芽が出る節があるので、その位置よりほんの少し上で切り戻しましょう。早い時期なら脇芽からまた花が咲きます。
朝晩が冷え込んで来たら切り戻しの時期です。株元の葉を残して切り戻して、翌年の発芽に備えましょう。

バレリアンの病害虫対策

病害虫の心配はほぼありません。

バレリアンの育て方のポイント

日当たりが良く風通しが良いところに置きましょう。土の湿り気は大切ですが、常に水がある状態では腐ります。風通しを良くして水やりにはメリハリをつけます。
花が終わったら脇芽を出すために花茎切りをしましょう。
肥料は少なめに管理した方が株ががっちりしてきます。耐寒性はあるので土事凍り付くような気候以外はそのまま冬越しできます。

バレリアンの歴史

真夏に花が咲いて一風変わった香りがし、蜂や蝶が集まります。キャットニップ同様猫が好むハーブですが、芳香成分が多く含まれていて化粧品の材料にもなっています。睡眠障害を改善することで有名なバレリアンですが、サプリメントになったものを摂取する方が効果も安定しています。生葉は正直おいしくないですし、成分がどのように作用するのかがはっきりとわかっていないこともあるので精油やドライハーブとして製品となっているものをおススメします。

バレリアンは根の浸出液を神経過敏症や鎮静剤として古くから利用されてきました。筋肉の緊張をほぐしたり精神的な緊張も解く効果があり、利尿作用ややや穏やかな鎮痛作用もあります。

ピーマンの栽培スケジュール

ピーマンはもともと南アフリカ原産の植物で、比較的高温に強く、低温には弱いという特性があります。そのため、植え付けは5月~6月、特に冷涼地では6月に入ってからが定植の適期です。定植から収穫までは2ヶ月弱かかりますから、6月下旬~7月ごろに収穫をスタートさせられます。ピーマンは収穫期間が長く、9月~10月ごろまで収穫を続けることができます。

ピーマンの育苗管理は温度管理が非常にシビアなため、家庭菜園では苗を購入して定植する方法がリスクも少なくオススメです。5月~6月になると、ホームセンターでピーマンの苗が販売されるようになります。

また、ピーマンは収穫期間が長いため、定期的に追肥を行って栄養分を補う必要があります。1番花がついた頃から、2週間に1回の間隔で追肥を行うようにします。

ピーマンのおすすめの品種

ししとう類:ししとう
ピーマン類:ニューエース、京波、京鈴
パプリカ類:フルーピーイエロー、フルーピーレッド

ピーマンの植え方

定植適期を見極める
ピーマンは高温を好む植物で、20~30℃が生育の適温、15℃を下回る気温では生育が鈍ってしまいます。

暖地なら5月のうちから、冷涼地なら6月ごろには生育適温に達するはずです。

もし生育適温よりもやや低い時期に定植する場合は、定植後にマルチングを行い、地温を確保するようにします。
健康な苗の見分け方
苗を購入して育てる場合、健康な苗を選ぶことがポイントになります。

株全体ががっちりしている
子葉が残っている
茎が太い。ひょろひょろしていない
節間がつまっている
葉の緑が濃い

以上のポイントを満たす苗を選ぶようにしましょう。

本葉が10枚程度あり、1番花のつぼみがついている苗ならばすぐに定植することができますが、時期によっては若干若い苗しか販売されていないこともあります。本葉の枚数がまだ少し足りない場合や、1番花がまだ見当たらない場合には、定植前にポットよりもひとまわり大きなプランターで1番花がつくまで育てるとスムーズに育てることができます。
ピーマンの定植に必要なもの

プランター(深型、できればすのこ付きのもの)
鉢底網、鉢底石(プランターにすのこがついていない場合)
健康な苗
元肥入り野菜用培養土
シャベル
仮支柱、麻紐

定植の手順
定植の前日のうちに、苗にはじゅうぶんに水をやっておきます。こうすることで、定植当日に苗がポットからスムーズに抜けるようになります。

定植は晴れた日の午前中を選ぶと成功しやすいです。まずはプランターを準備します。プランターの大きさは直径30センチ、深さ30センチが目安です。複数の株を植えるなら、30センチ×株数だけの横幅が必要になります。すのこ付きのプランターならそのまま、すのこがないプランターならあらかじめ鉢底網を敷き、鉢底石をしきつめます。元肥入り野菜用培養土を入れます。プランターのふちから3センチ下まで土をいれ、ウォータースペースを確保するようにしましょう。また、ピーマンは連作障害を受けやすいため、なるべく新しい土を用意するようにします。土に元肥を混ぜて使う場合は、直近3年にナス科植物を育てていない土を使用します。

ポットがすっぽりと入る大きさの穴をあけたら、苗の根元を人差し指と中指で挟みこむように持ち、ひっくり返して苗をポットから抜きます。苗を植え穴に入れ、上から軽く押さえるようにして周囲の土となじませましょう。1つの鉢に2株以上植える場合は、20センチ以上離して植えるようにします。苗を植えたら仮支柱を立て、土から15センチほどのところで麻紐でやさしく固定してあげます。

最後にプランターからしたたるくらい、たっぷりと水をあげれば定植が完了です。

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