ハーブを栽培している方は、ハーブティーとして飲む使い方をする人も多くいらっしゃると思います。もちろん特別な使い道でなくても、育てるだけで香りや花、見た目を楽しめる植物ではありますが、この記事ではハーブティーにピッタリのハーブを厳選して5つご紹介いたします。
レモングラス
ハーブティーとして使われることがとても多いレモングラスは、名前の通り葉と茎からのレモンの香りが強く、体内に摂取することで消化の働きを助けてくれて発汗を促してくれます。花は滅多に咲きませんが、清涼感を出すために束ねたレモングラスを吊るしておくこともあるようです。刻んで料理の香りづけをすることもあり、有名なものだとトムヤムクンによく使われます。熱帯の植物ですので、寒くなり雪が降ると枯れてしまいますので部屋に移動させましょう。
ローズヒップ
高い美容効果が含まれていると言われているローズヒップは、本来薔薇の果実を乾燥させて作られていました。ビタミンCなどが豊富であるため風邪の予防やアンチエイジングの効果もあるなど女性に非常にうれしいハーブティーが作れます。ハーブティー以外にも、ジャムやお菓子に使われることもあり、このほんのりとした酸味が苦手という方ははちみつなどと一緒に摂取するとよいでしょう。
マテ
コーヒー・日本のお茶と並んで世界の三大茶とも呼ばれるマテ茶でお馴染みのマテは、ブラジルやアルゼンチンでは日常的に飲まれているお茶です。栄養豊富で非常に効率よく体に取り込めるため、飲むサラダと称されることも。そんな理想的なお茶ですが、日本の環境で育てるのはかなり難しいために、一般家庭で栽培している方はほとんどいません。もし飲んでみたいのでしたら最近ペットボトル飲料としても販売されていますので、そちらをお試しください。
ラズベリーリーフ
この名前だと分かりづらいですが、ラズベリーリーフはラズベリーの葉を意味した言葉で「フランボワーズ」と呼ばれることも。葉の成分にミネラルや鉄分などが豊富に含まれているため、ラズベリーリーフティーは妊娠中の方に是非飲んでいただきたいです。ラズベリーというよりはほうじ茶のような味で、クセもないため食事中に一緒に飲むこともできます。他のハーブとブレントされ頂くことも多いかもしれません。
ルイボス
最近流行りのルイボスティーは、南アフリカの方で日常的に飲まれており「不老長寿の飲み物」とも呼ばれるほど多くの身体によい効果があります。ノンカフェインでもありますので、ラズベリーリーフとブレンドされ妊婦の方に飲まれる場合が多いです。しかしマテと同じくこちらも日本で栽培するのは非常に難しいです。ネット通販などで葉は多く販売しているのでそちらをチェックしてみてください。
ハーブティーとしての効能
これらのハーブはよくハーブティーに使われることが多く、ルイボスティーやマテ茶など世界的に有名なものまでありますが、全て栄養価が非常に高いものをご紹介いたしました。日本で育てるのは少々難しいものから、ローズヒップなど手軽に育てられるものまであり、この他にもハーブティーとして使うハーブは多く存在しますので、気になった方は是非調べてみてください。