かぼちゃの水やり

カボチャは比較的乾燥に強く、多湿を嫌います。土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげるようにしましょう。また、株元の土がやせて水が溜まるようになってしまったら、株元に増し土したり、周囲の土を軽く寄せたりして、水が溜まらないようにします。

カボチャの追肥

カボチャは生育期間が長く、追肥が不可欠です。1回目の追肥は1番果がピンポン玉大の大きさになった頃に行います。化成肥料30グラムを散らすようにして与えます。プランターが大型(直径40センチを超えるもの)の場合には追肥の量を40グラム程度に増やします。

2番果~3番果が着果した頃合を見て、2回目の追肥を行います。ただし、葉やつるの状態を見て、緑色が濃すぎたり、特に勢いがあるような場合には肥料が十分に効いている状態ですから、しばし追肥を見送ります。

カボチャの支柱立て

つるが伸びてくる頃合になったら、本支柱を立てましょう。カボチャの実はかなりの重量になるため、重さに耐えられる丈夫な支柱を立てる必要があります。プランターのふちに沿って、等間隔に4本支柱を立て、一定間隔で紐や針金で囲うあんどん仕立てにしましょう。支柱はプランターの底につくまで、しっかりと差し込むようにします。

親づるは螺旋状にうずを巻きながら高く伸ばしていくよう、定期的に誘引を行います。

カボチャの人工受粉

カボチャは虫媒花であるため、虫が少ないベランダでは人工授粉を行って実をつけさせるのが確実です。

雌花が咲いたら、雄花を根元から摘み取って花びらを全て外し、完全に露出させたおしべを柱頭にこすりつけるようにして受粉させます。特に1番花は確実に結実させる必要があるため、人工授粉を行いましょう。また、受粉は朝のうちに行うようにします。

雄花と雌花は花の根元に子房があるかどうかで見分けます。雄花には子房がありませんが、雌花には将来的に果実になる小さなふくらみがあります。

カボチャの間引き・剪定

カボチャは、ある程度のところで間引きを行うことで株の成長を制限し、着果や子実の肥大に栄養をふんだんに使えるようにします。15~20節で間引きするのが一般的です。

また、わき芽は欠かさずに取り除くようにして、1本仕立てにしましょう。わき芽も小さいうちは指でつまんで簡単にちぎりとることができます。わき芽取りは晴れた日の午前中に行うようにします。
1番果は育てる
他のウリ科植物とカボチャの栽培で大きく異なるのは、1番果の扱いです。カボチャは1番果を若取りせず、最後まで育てます。こうすることで株がコンパクトになります。株が大きく育ちすぎるとかえって実付きが悪くなってしまうため、1番果を育てることで対策します。

カボチャの摘果

カボチャは2番花、3番花と順番に花が咲き、実をつけます。ただしプランター栽培では株全体につける実は2個までに制限して、栄養不足を招かないように対処する必要があります。着果後、ピンポン玉大になった頃、下部全体の様子を見ながら、なりすぎた実や不良果は摘果するようにします。

カボチャの玉直し

露地栽培のカボチャは、地面に接している部分が日光に当たりません。日光に当たらない部分は色づきが遅くなるため、定期的に果実の向きを変えて、全体にまんべんなく日光があたるようにする玉直しの作業があります。

プランター栽培では、果実の一部に全く光が当たらないということはありませんが、定期的にプランター全体を回転させ、株全体に光が当たるようにしましょう。

カボチャの収穫

カボチャの収穫適期は果実とつるがつながっている、いわゆるへたにあたる部分で見分けます。この部分がコルク化し、つやが消えて縦方向に亀裂が見えたら収穫適期です。へたの部分をはさみで切り取って収穫しましょう。

収穫後のかぼちゃは一定期間寝かすことで甘みが増し、より美味しく食べられるようになります。

カボチャの害虫・病気の対策

害虫対策
カボチャで特に対策が必要な害虫はアブラムシ、ウリハムシです。アブラムシにはオレート液剤、ウリハムシにはマラソン乳剤を散布することで対応しましょう。株が大きく育つ作物のため、防虫ネットで飛来を防止することは困難です。初発の対策は捕殺が第一選択になりますが、多発してしまうとダメージが大きいため、被害が拡大する前に薬剤を散布するようにしましょう。
病害対策
カボチャではうどんこ病が発生しやすいです。日光を良く当て、過湿と肥料過多を避けるだけでも対策になります。もし葉の表面にうどんこを散らしたような白い斑点が現れ、斑点が付いた部分からスポット状に枯れてきたらうどんこ病です。病変のあった葉はすぐにつみとって処分し、株全体にカリグリーンを散布しましょう。

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