甘さがたまらないトウモロコシは、実は手間が少なく、プランターでも栽培しやすい野菜です。

トウモロコシの栽培スケジュール

トウモロコシは4月中旬~下旬にかけて種まき、5月の中旬~下旬ごろに植え付けを行い、収穫は7月中旬~8月上旬というスケジュールになります。

市販の苗も流通しているため、苗を購入して植えつけて栽培することも可能です。ただし、苗の植え付けの適期は逃さないようにしましょう。植え痛みによってダメージを受けやすい作物です。

夏の暑さにも比較的強いですが、日当たりと十分な肥料を必要とします。日当たりのよい場所にプランターを置いてあげて、忘れずに追肥を行えばぎっしりと実のつまったトウモロコシが収穫できるでしょう。

トウモロコシの人気の品種

ランチャー82(丈が低くベランダでも栽培しやすい)
ピュアホワイト(他の品種と隔離が必要だが、ベランダなら実現しやすい)
おひさまコーン(栽培しやすい中早生品種)

トウモロコシは花粉が風に乗って運ばれて受粉する植物です。ホワイトの品種とイエローの品種の間で受粉が行われるとバイカラーになりますし、飼料用のデントコーンが近くで栽培されている場合は、デントコーンの花粉がついてしまう可能性もあります。

ベランダ菜園でも複数の株をなるべく密植で栽培すること、雌花が出たら早めに人工授粉を行うことで、このような事態を回避することができます。なお、花粉は200メートルほど飛散すると言われます。2~300メートル圏内にトウモロコシを育てている場所があれば注意しましょう。

トウモロコシの種まき

トウモロコシの種まきに必要なもの

9センチポット(ポット育苗の場合)
深型のプランター(直まきの場合)
鉢底網、鉢底石(直まきの場合)
野菜用培養土
トウモロコシの種

トウモロコシの種まき手順
トウモロコシの発芽適温は25~30℃、最低気温は10℃以上必要です。冷涼地の場合、4月の最低気温が10℃を切ってしまうこともありえますから、育苗はポットを使って屋内で行ったほうが確実です。逆に、最低気温が10℃を切ることがまずない地域であれば、直まきの方が植え痛みのリスクがないため、安心して栽培することができます。

トウモロコシの種子は前日のうちから水にひたして、水分を吸わせておきます。

ポットまきをする場合は、ポットに土を入れ、ポット1つあたり2~3粒の種を落とします。指で第1関節の深さまで土に押しこんだら、土の表面をならしましょう。

プランターに直まきする場合は、鉢底網を敷き、プランターの底が見えなくなるまで上から鉢底石を敷き詰めます。野菜用培養土を入れますが、ウォータースペースは3センチ程度確保するようにしましょう。トウモロコシは真下に向かって深く根を張る作物ですから、浅めのプランターでは十分な根張りが得られません。必ず深型のプランターを選ぶようにします。

土を入れたら、ポットまきと同様に種まきを行います。株間は20センチになるようにしましょう。

種まき後は底から水がしたたるくらい、たっぷりと水をあげましょう。発芽までの期間中は毎日欠かさずに水やりを行います。順調に育てば、種まき後1週間~2週間で発芽するでしょう。
間引き
本葉が2~3枚展開したら、間引きを行います。生育の悪いもの、葉色が薄いものを間引き、健全な苗を残すようにします。株全体を引き抜いてしまうと、残したい株の根まで痛めてしまうおそれがあるため、ハサミを差し込んで土の表面よりも少し深い所で切り取って間引きます。

トウモロコシの植え付け

トウモロコシの植え付けに必要なもの

深型プランター
鉢底網、鉢底石
野菜用培養土
トウモロコシの苗

トウモロコシの植え付け手順
苗には前日のうちに水を与えておき、植え付け時にポットから取り出しやすくしておきましょう。

植え付け当日、まずはプランターと土の準備をします。プランターは必ず深型のものを用意するようにします。鉢底網を敷いた上から鉢底石を敷き詰め、プランターの底が隠れるようにします。その上から野菜用培養土を入れますが、ウォータースペースを3センチ程度確保するようにしましょう。

土を入れたら、植え穴を作ります。ポットと同じくらいの植え穴を、株間が20センチになるように掘りましょう。

植え穴ができたら、いよいよ植え付けです。市販の苗を購入した場合で、ポットに2株以上の苗がある場合、最も健全な株を残して、他の株はあらかじめ間引いておきます。株の根元を人差し指と中指ではさむように持ち、ポットごとひっくり返してポットから苗を取り出します。根鉢を痛めないようにそっと植え穴に入れたら、上からやさしく押さえつけて周囲の土となじませましょう。

植え付け後はプランターの底からしたたるくらいたっぷりと水をあげましょう。

なすの育て方でプランターを置く場所

ナスは熱帯性の植物のため、特に日光を好みます。照不足では実付きも悪くなってしまうため、ナスのプランターは日当たりの良い場所に置いてあげましょう。

また、ナスの株は葉が茂りやすく、特に生育後期は風通しが悪くなりがちです。風が通らないと株の内側に湿った空気が停滞し、病害虫の温床になってしまいますので、風通しもよい場所を選びましょう。

なすの水やりのポイント

ナスは特に乾燥にく水不足が生育不良に直結する植物ですから、水やりを欠かさずに行いましょう。土の表面が乾燥していたら水やりのサインです。

また、水やりは朝か夕方に行うようにします。朝のうちに水をあげてもその日のうちに土が乾いたら、夕方にも水を与えます。日中に水をやると、暖まった土から水に熱がうつり、お湯を与えているのと同じ状態になってしまうため避けましょう。株にダメージを与えてしまいます。

真夏はナスも多くの水分を必要としますし、土の表面からの蒸発もさかんになります。すぐに乾燥してしまう場合には敷きワラを行ったりバーミキュライトを表面に散らしたりして、土の保水力を高めると効果的です。

なすの追肥のポイント

追肥は、一番果がふくらみ始めた頃に与え始めます。1株あたり6gの化成肥料を株の周囲に広く散らすように撒き、表面の土に軽くもみこむようにしてなじませます。ナスは根張りが強く広い範囲に根をめぐらせているため、株から多少離れた場所に落ちた肥料からもしっかりと養分を吸収します。

その後も、追肥は2週間を目安に行うようにしましょう。

ただし、肥料不足の気配が見えた場合は2週間を待たずに追肥します。雨が続いたり、株の生育が特に旺盛だったりすると、肥料が2週間までもたない場合もあります。花びらの紫色が薄く、めしべが短くなっている場合は肥料不足ですので、追肥を早めましょう。

なすの害虫対策

ナスはアブラムシやハモグリバエ、ハダニによる被害を受けやすいです。

アブラムシは茎について吸汁するため、せっかくの栄養が奪われてしまいます。最悪の場合は枯死してしまうため、大量発生には注意が必要です。初発なら粘着テープで捕殺しますが、大量に発生してしまった場合はオレート液剤で処理します。

葉に白い筋が見えたら、ハモグリバエの食害を疑いましょう。ハモグリバエは葉の内側に産卵し、孵化した幼虫が葉の内側を食べ進みます。少量なら、食害の跡をたどって幼虫を見つけ、つまようじの先端で刺し殺します。大量に発生した場合はアファーム乳剤で処理しましょう。

ハダニは乾燥すると発生しやすくなります。毎日の水やりを欠かさずに行うことが防除の意味を持ちますが、粘着くん液剤を散布することで防除できます。

なすの病害対策

ナスで最も発生しやすい病害はうどんこ病です。葉にうどん粉をふりかけたような白い斑点が発生し、後日その部分が黄色く変色して枯れていきます。

うどんこ病はカビの一種によるもので、高温・乾燥した環境で発生しやすくなります。勢いよく水をやると、かえって胞子をとばしてしまい、被害を拡大してしまうため、うどんこ病が発生した株ではカリグリーンを散布し、防除が落ち着くまで水やりは株元で行います。

なすのわき芽の管理

ナスは2本仕立てか3本仕立てにするのが一般的です。2本仕立てにする場合は1番花直下のわき芽だけを伸ばし、他のわき芽は全て摘み取ります。3本仕立てにする場合は、1番花の上下にあるわき芽だけを伸ばし、他のわき芽を摘み取るようにしましょう。その後もわき芽が出てきますが、これも全てつみとるようにします。

残したわき芽が側枝として成長してきますので、枝ぶりがしっかりしてきたら支柱に誘引します。3本仕立てにする場合は、支柱も3本立てるようにしましょう。
1番果、2番果は早めの収穫を
初ものを収穫するのは嬉しいものですが、1番果、2番果は早めの収穫を心がけます。中長ナスの場合なら、10センチ強を目安にしましょう。実を大きく育てようとすると、実の成長に栄養がとられ、株の成長が滞りがち、株が疲れがちになってしまいます。あえて1番果・2番果を早めに収穫することで株を長もちさせ、継続的な収穫を実現させましょう。
株に疲れが見えたら切り戻して秋茄子にシフト
ナスは実がなるのに任せて育てていると、秋まで持たずに枯れてしまうことの多い植物です。花の数が減ったり、実の育ちが遅くなったり、株に疲れが見え始めた頃に切り戻し(更新剪定)を行うと、株を枯らさずに秋茄子の収穫までもたせることができます。

切り戻しは、全ての枝の長さを半分程度にするつもりで行います。枝の中ほどにあるわき芽を探し、わき芽を残すように枝を落とすと復活が早くなります。この時、ついでに食害に遭った葉や枯れかけている葉も落としてしまいます。

全ての枝を整理したら、株元から30センチを目安に、円を描くように垂直にスコップを入れていきます。あえて古い根を切ることで新しく活発な根を促し、更新の活力とします。

最後に、根を切るためにスコップを入れた溝にそって、液体肥料を500~1000倍に希釈して与えます。液体肥料は即効性の栄養分ですから、切り戻しの時にぴったりです。

切り戻しから1ヶ月も経てば株は勢いを取り戻し、早ければすでに実をつけているころでしょう。秋茄子は味が良い、と言われます。夏のうちに切り戻して株を秋まで持続させ、美味しい秋茄子を楽しみましょう。

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