ゴーヤは別名にがうりとしても知られ、グリーンカーテンとしても活用されている植物です。

ベランダ菜園を楽しみながら、エコにも役立つゴーヤを育ててみましょう。

ゴーヤの栽培スケジュール

夏野菜としても知られるゴーヤ。温暖な気候を好むため、発芽にも25~30℃程度の温度が最適であるとされます。種子から育てる場合は4月~5月上旬に種まきを行います。植え付けは4月下旬~5月下旬に行い、7月~9月にかけて収穫、というスケジュールになります。

ゴーヤは株が大きく育つ植物ですから、丸型のプランターなら1株、65型のプランターでも2株までに抑えるのがポイントです。

ゴーヤのおすすめの品種

ゴーヤを収穫して食べることを目的とするなら、苦味がマイルドで食味の良い品種がおすすめです。

沖縄あばしゴーヤー
願寿ゴーヤー
さつま大長れいし

種からゴーヤの苗を立てる場合

ゴーヤの種まきに必要なもの

ポット
育苗用培養土
ゴーヤの種
空のペットボトル
ホットキャップなど、保温できるもの(室内の気温が低い場合)

ゴーヤの種まき手順
ゴーヤは種まき前日にひと手間かけることで発芽率をあげることが出来ます。

ゴーヤの種子のとがっている部分は、つめきりなどを使って切り落としておきます。このとき、内側の緑色をした部分まで傷つけないように加減します。先端を切り落とした種子は空のペットボトルに入れ、一晩水に浸しておきましょう。

翌日、水に浮いている種子があれば取り除きます。水に沈んでいる種子の方が発芽率が良いため、沈んでいるものを使います。

ポリポットのふちから2~3センチの深さまで土を入れ、ポット1つあたり2粒ずつ種を落とし、その上から1センチ土をかけたら種まきは完了です。ポットの底からしたたるくらい、たっぷりと水をあげましょう。発芽の最適な気温は25~30℃ですので、基本的には屋内で育苗することになります。室温が不足する場合は日中は日当たりの良い場所でホットキャップをかぶせ、夜間は窓際から離しておくなどの対応を取ります。

ゴーヤは乾燥を嫌うため、土が乾いていれば欠かさず水をあげるようにしましょう。順調に育てば、種まき後10日前後で発芽します。

本葉が2~3枚展開したら、節間のつまった、ずんぐりむっくりした苗を残して間引きましょう。

ゴーヤの植え付け

市販の苗を購入する場合
苗を購入する場合、本葉が2~3枚ついたものを選びます。双葉、初生葉が残っていて、葉の緑があざやかな、健康な苗を選びましょう。
ゴーヤの植え付けに必要なもの

プランター(深さ30センチ以上のもの)
鉢底網
鉢底石
野菜用培養土
支柱
ゴーヤの苗

植え付けの手順
植え付け前日のうちに苗に水をあげておくと、翌日ポットから苗を取り出しやすくなります。

植え付け当日、まずはプランターを準備しましょう。ゴーヤは比較的根を深く張る植物ですから、深さは30センチ以上あるものを選びましょう。幅は1株当たり30センチ以上を確保、2株なら幅60センチ以上のものを選びます。

鉢底網を敷き、その上に鉢底石を敷き詰めたら、プランターのふちから3センチ下のところまで野菜用培養土を入れていきます。

土を入れたら、ポットの大きさと同じくらいの植え穴を掘ります。2株以上植える場合は、株どうしが30~40センチ離れるようにします。こうすることで、土の栄養を奪い合わずに済み、どちらもすくすくと育ちます。

苗の根元を人差し指と中指で挟むように持ち、ポットをひっくり返して苗を抜きとったら、植え穴に入れましょう。軽く押さえて周囲の土となじませたら、たっぷりと水をあげます。

ゴーヤはつる性の植物のため、支柱やネットを使って誘引してやる必要があります。植え付けが完了したら、完成形をイメージしながら支柱を立てましょう。

支柱の高さは100~130センチにし、根を痛めないよう、株元から少し離して立てます。支柱の間にネットを張るなどして誘引しやすくしましょう。ゴーヤの実がなる頃にはネットにかなりの重さがかかりますから、たるまないように物干し竿などを利用して上端を固定するとよいでしょう。支柱立てに自信がなければ、緑のカーテン用の支柱も市販されています。

ゴーヤの水やり

ゴーヤは乾燥に弱く、水やりを欠いてしまうと生育が停滞してしまいます。土の表面を触って乾いていた場合は水やりが必要です。プランターの下からしたたるくらいたっぷりと水をあげましょう。

水やりは朝のうちに行うのがベストです。極端に気温が高い夏の日には朝の水やりだけでは不足することもあります。夕方になってから状態を見て、土の表面が乾いていて、葉がしおれているようであれば夕方にも水をあげましょう。

ゴーヤの追肥

追肥をしなければ、ゴーヤは多収になりません。植え付け後1ヶ月を目安に、2週間に1度の割合で追肥します。追肥は化成肥料を1株あたり10グラム程度、株元から少し離して散らすように与えます。

葉脈は緑色なのに、葉脈の間の部分から緑色が淡くなってきたら栄養不足の可能性があります。このような場合には前回の追肥から2週間を待たずとも追肥を行います。長雨があると肥料分が流されてしまうことがあるため、雨が続いた後は注意して様子を観察してください。

ゴーヤの間引き・誘引

ゴーヤは間引きを行うことで子づるを伸ばし、旺盛に育てることができます。本葉が6枚程度ついたら、親づるを間引きしてしまって構いません。晴れた日の朝のうちに、親づるの先端を指でやさしくつつむようにして取り除きます。間引きした部分は傷口になりますが、夕方になるまでに傷口が乾燥すれば、病害のリスクを下げることができます。

間引きを行うと、今度は子づるが強く育つようになります。子づるは横方向に誘引し、3本程度を等間隔に配置できたら、あとは垂直方向に伸ばしていきます。

低い部分の葉が繁茂してきたら、元気のない葉、黄色くなってきている葉、食害を受けた葉から順に切り落とし、風通しを良くしましょう。こうすることで株元を清潔に保ち、病害虫から株を守ることにつながります。

ゴーヤの摘果

つるが1メートル程度まで伸びてきてようやく、ゴーヤは株として成熟してきます。丈が1メートルに満たない段階で実をたくさんつけてしまうと、栄養が実に多くとられてしまい、株の成長が遅れてしまいます。結果として株が未熟なまま一生を終えることになってしまい、収量も低下してしまいます。そのため、株が若いうちは摘果を行った方が多収をのぞめます。

株が若いうちは雌花がついても切り取ってしまいましょう。雄花は放置して構いません。

また、株が成熟していても、同時に多くの実をつけすぎていれば栄養が十分に行き渡らず、どの実も未熟なまま終わってしまいます。実が10センチより大きくならない、劣果が見られるようになったら実をつけているサインです。小さいもの、形の悪いものから順に摘果して実の数を調整し、追肥を行って栄養状態の改善を図ります。

ゴーヤの人工授粉

ゴーヤは虫が媒介して受粉を行う植物です。戸建ての場合やマンションの低層階なら問題ない場合が多いですが、マンションの高層階など虫がすくない環境では人工授粉を行うのが確実です。人工授粉は日中に行ったほうが視界が良く、確実に受粉させられます。

雌花が咲いたら、雄花を切り取って人工授粉を行います。雌花と雄花は花の根元で見分けられます。根元の部分に将来ゴーヤの実になる子房がついているものが雌花、子房がないものが雄花です。

雄花を根元から切り取ったら、花びらを切り落とし、雄しべだけを残します。あとは雌花の中心にある雌しべに、雄しべをやさしくこすりつければ人工授粉が完了します。

ゴーヤの収穫

ゴーヤは未熟な実を食用として収穫する植物です。収穫適期を逃してしまうと実は成熟し、黄色く変色、さらに成熟するとオレンジ色に変わっていきます。実が十分大きくなったら、緑色のうちに収穫しましょう。

ゴーヤの害虫対策

ゴーヤは比較的病害虫に強い植物ですが、まったく防除が必要ないわけではありません。

ゴーヤにつく代表的な害虫は、ウリハムシ、ヨトウガです。ウリハムシは成虫だけでなく、土中で孵化した幼虫も根を食害しますので、予防的な防除が理想的です。マラソン乳剤を散布することで予防することができます。

ヨトウガが発生した場合にはアファーム乳剤を散布して対応します。

ゴーヤの病害対策

ゴーヤがおかされやすい代表的な病害はうどんこ病です。

葉にうどんこをふりかけたような白い斑点が発生し、斑点の見られた場所から黄色く変色してきたらうどんこ病を疑いましょう。白い斑点がなくなっていても、主に水を仲介して感染が拡大する恐れがあります。斑点が発生した葉は摘み取り、株全体にカリグリーンを散布しましょう。

少し不思議で聞き慣れない名前ですが、このウンベラータという観葉植物はハートの形をした葉を持つことで有名です。育て方は難しくないのですが、植物を育てた事のない初心者の方でも気軽に育てられるように、この記事ではウンベラータの育て方や育てるうえでの注意点をご紹介いたします。

ウンベラータについて

ゴムの木の仲間であり、そのハート型の多きな葉は部屋に飾ることでとても優しいイメージにしてくれるため多くのご家庭で育てられている観葉植物です。すでに大きくなっている物から選ぶと、枝が大きく曲がっている物など個体によって差もでるため苗から育てても大きくなって物を選んでもインテリアとして楽しめるでしょう。生育が早い種ですので、1年でおよそ20cmほど伸びます。長く育てるのであれば、のちのちの置き場所や鉢についても考えましょう。小さめのサイズでも1mを越え、大きいサイズですと人の身長を優に超えるものとなります。一般的なサイズでしたら、少々大きめの170cmほどのサイズが一番多く育てられてますが、もう一サイズ小さい140cmほどのものもおすすめです。大きめのサイズを選んでどんどん伸びていき長すぎて困ったら、枝を剪定してしまいましょう。結構長く切ってしまっても、日光にしっかり当てて水やりも気を付ければウンベラータは新たな枝を伸ばします。そのため、部屋の雰囲気で枝を切って形を整えることが出来るためインテリア性も抜群の観葉植物です。

ウンベラータの育て方

ウンベラータは日光が好きな植物で直射日光にも強いため、出来るだけ日当たりの良い場所に置いてください。光のほとんど入らない空間ですと枯れてしまいますので、日当たりの良いリビングに置くのが理想的です。そして水やりについてですが、こちらは他の植物とほとんど変わらず、土が十分に乾いたと思ったら一度にたっぷりと水を与えましょう。受け皿の水もたまったら捨ててください。ウンベラータの水やり頻度は、1~4月ならば週に1回、5~9月ならば週に3~4回、10~12月ならば5日に2回程度が目安と言われています。ウンベラータは比較的乾燥にも強い性質ですので1週間ほど水やりをしなくても枯れることはありません。もし長い外出をしなければならない際には受け皿に水を溜めておきましょう。通常の場合は受け皿に水を溜めっぱなしは良くありませんが、しばらく世話ができないのであれば助けてくれるものともなります。水やりと共に覚えていただきたいもので「葉水」があります。これは葉に霧吹きなどで水をかけてあげることで、害虫や病気の対策になり、葉のツヤもでるため小まめにしてあげてください。毎日行っても問題ありません。

これらについてしっかり理解していればウンベラータは基本的に元気に育てられるでしょう。他の育てるのが簡単といわれている観葉植物とほとんど育て方は変わらず、異なる点といえば耐陰性がないという所でしょうか。日当たりの良い場所に置き育てていけば枝もぐんぐんと伸びて、生きたインテリアとして部屋を彩ってくれます。大きいからといって育てにくいというわけではありませんので、是非植物を育てた事のない方にもチャレンジしていただきたい植物です。

ベランダ菜園   ベランダ菜園

関連記事

  1. 長期間収穫するためのお手入れ方法

    長期間収穫するためのお手入れ方法

    ベランダで野菜作りを始めてみたものの、一回収穫しただけで終了、また土づくりから始めるということになる…

    長期間収穫するためのお手入れ方法
  2. 意外と簡単に育てられる、トウモロコシの基本的な育て方

    意外と簡単に育てられる、トウモロコシの基本的な育て方

    トウモロコシといえば北海道で作られて全国に出荷されるというイメージが強いですが、実は家庭菜園初心者の…

    意外と簡単に育てられる、トウモロコシの基本的な育て方
  3. トマトの育て方【水やりやわき芽・間引き方法・病気・害虫の予防と対策】

    トマトの育て方【水やりやわき芽・間引き方法・病気・害虫の予防と対策】

    トマトを種から育てる場合トマトを種から育てる場合、まずはポットで育苗を行います。2~4月に種まき…

    トマトの育て方【水やりやわき芽・間引き方法・病気・害虫の予防と対策】
  4. ブルーベリーのベランダでの育て方【おすすめの品種】

    ブルーベリーのベランダでの育て方【おすすめの品種】

    ブルーベリーの栽培スケジュールブルーベリーの植え付けは3月ごろが一般的ですが、11月に植え付ける…

    ブルーベリーのベランダでの育て方【おすすめの品種】
  5. ぶどうの栽培【庭でプランターでの育て方】

    ぶどうの栽培【庭でプランターでの育て方】

    ぶどうの栽培スケジュールぶどうを単年で収穫までもっていくのは難しく、プランター栽培でも最短2年、…

    ぶどうの栽培【庭でプランターでの育て方】
  6. 初心者でも育てやすい果実や野菜の育て方7選

    初心者でも育てやすい果実や野菜の育て方7選

    野菜には果菜類・葉菜類・根菜類の三つに分けられ、今回はその中でも「果菜類」から、初心者でも育てやすい…

    初心者でも育てやすい果実や野菜の育て方7選
  7. ベランダ菜園の水耕栽培やカボチャの育て方

    ベランダ菜園の水耕栽培やカボチャの育て方

    植物といえば土に種を植えて日光と水で育っていくイメージがありますが、水耕栽培では鉢や畑が無いご家庭で…

    ベランダ菜園の水耕栽培やカボチャの育て方
  8. 夏に人気のベランダ菜園の野菜ランキングと多肉植物の育て方

    夏に人気のベランダ菜園の野菜ランキングと多肉植物の育て方

    ウリ科の野菜の栽培の特徴ウリ科の野菜は、夏に旬を迎えるものが多くあります。カリウムと水分を豊富に…

    夏に人気のベランダ菜園の野菜ランキングと多肉植物の育て方
  9. 種無しぶどうの作り方【プランターで種から栽培】

    種無しぶどうの作り方【プランターで種から栽培】

    種無しぶどうにするためにベランダで育てているぶどうも、ある処理を行うことによって種なしぶどうにす…

    種無しぶどうの作り方【プランターで種から栽培】

プランター栽培の最近の記事

  1. ベランダ菜園
  2. じゃがいも育て方
  3. 落花生育て方
  4. ベランダ菜園
  5. ベランダ菜園の道具
  6. 野菜の育て方
  7. ベランダ菜園
  8. 野菜の育て方
  9. 育ちやすい野菜
  10. 野菜の育て方

ベランダ菜園の最近の投稿

PAGE TOP