野菜には果菜類・葉菜類・根菜類の三つに分けられ、今回はその中でも「果菜類」から、初心者でも育てやすいものを厳選して3つご紹介いたします。

果菜類とは

葉菜類は食用部分が葉のもの(レタス・チンゲンサイ等)で根菜類は主に根の部分を食べるもの(タマネギ・ニンジン等)ですが、果菜類は実として生る部分を食べる野菜を指します。トマトやナス、トウモロコシなどが挙げられ、成長が目に見えてわかりやすいため家庭菜園ではとても人気のある野菜の種類です。ミニトマトのように小さいものからカボチャやスイカなど一つの実がとても大きいものまで多くの種類がありますが、その中で育てる難易度も大きく変わっていきます。

エダマメの育て方

料理にも使え、単体でもおつまみとして重宝するエダマメは、栽培の難易度が低いため家庭菜園初心者の方にはおすすめの野菜です。苗からでも種からでも育てやすく栄養価も豊富で、嫌いな人も少ないため多くのご家庭で作られています。病気になりずらい野菜ではありますが、高温多湿な環境が続くと感染する場合もありますので注意してください。種の植え付けからだいたい3ヶ月程度たったあたりが収穫の時期で、さやを押すと実が飛び出るようになったら美味しく食べられます。エダマメの収穫時期は非常に短く1週間から10日程度で味が落ちてしまうので、一度に全部食べられなくてもとりあえず収穫して冷蔵庫に保管しましょう。

シシトウの育て方

シシトウは非常に丈夫で害虫にも強く、プランターで手軽に育てられる野菜です。通常の唐辛子とは違い甘みがありますが、水不足や肥料が切れてしまうと辛みが出てしまいますので気を付けてください。種から良い苗まで育てるのは少し難しいため、最初はホームセンターで苗を買ってそこから育てることをおすすめします。シシトウはナス科トウガラシ属の野菜で、同じ分類であるトウガラシ、ピーマンと栽培方法がほとんど同じなのも特徴です。どれか一つ育てることが出来たら他の二つも簡単に育てることが出来るはずです。

トウモロコシの育て方

実も大きいし育てるのが難しいと思われがちな野菜ですが、実は初心者でも種から簡単に栽培することができます。プランターでなくても大型の植木鉢で育てられるため大きさの割には手軽な野菜です。立派に育てるためには底が深いプランターや植木鉢を使い、日当たりの良い場所に置くのがコツです。一つの株から2~3個のトウモロコシを収穫することができます。育てやすい品種はハニーバンタム・ピーターコーンなどがおすすめで、一般のホームセンターならば販売しています。稀に未成熟で食べられる部分の少ないものが出来る場合もありますが、ヤングコーンとして食べることも可能です。

果菜類について理解する

初心者でも育てやすい果菜類を3つご紹介いたしました。どれも難易度が易しく手軽にプランターで育てられるため、これから家庭菜園をはじめようと思っている方には是非チャレンジしていただきたい野菜です。特にトウモロコシはなかなか食べる機会も少なく、作りすぎてもご近所さんにおすそ分けもしやすい野菜なので、取り組みやすいかと思います。今回は紹介できませんでしたが、トマトやナスならばたっぷり作っても料理で使い切りやすい野菜ですのでおすすめです。

ベランダでプランターや植木鉢で野菜を栽培する場合。あまり大きなものや収穫まで時間のかかるものだと、ベランダが狭くなったり邪魔になってしまう場合もありますよね。その点、葉菜類は種まきから収穫までの期間が短く、日陰でも育ちますし病害虫の被害もあいにくいですし手間もあまりかからず初心者向けです。時期もあまり選ばず1年中、育てることができるのもうれしいですよね。おまけにビタミンが豊富に含まれているので、簡単ながら体にも良いとかなりおすすめです。そこで育てやすく美味しい葉菜類をご紹介します。

栄養素たっぷりミズナの育て方

関西ではミズナ、関東ではキョウナと呼ばれるアブラナ科の植物で、ビタミンやカルシウムなど栄養素がたっぷりと含まれています。名前の通り、水と土があれば簡単に育つ野菜で暑さにも寒さにも強く、真夏と真冬を除けば一年中育てることができます。春蒔きでも大丈夫ですが、初心者は病害虫が付きにくい秋蒔きがおすすめです。肥料を与えすぎると葉が固くなってしまいます。連作はできないのでプランターの場合は、収穫し終わったら土をすべて新しいものに変えることでまた育てることができます。

種からでも簡単チンゲンサイの育て方

中華料理でもおなじみのチンゲンサイは、種からでも簡単に育てることができ普通サイズのプランターでも大きく育ちます。一年中栽培可能ですが、初心者は春蒔きか秋蒔きがおすすめです。チンゲンサイの生育適温は5~35℃と低温にも強いですので、寒冷地でも比較的作りやすくなっています。日当たりの良い場所ならすくすくと育ちます。追肥はあまり必要ではありませんが、一週間に一度程度、水肥を与えると良質なチンゲンサイに育ちます。梅雨の時期にはべト病が発生する恐れがありますので、間引きをしっかりして風通しを良くして雨が直接かからないようにすることで、ある程度病気を防ぐことができます。草丈が10~15cmほどのミニチンゲンサイも人気です。

長く栽培できるアサツキの育て方

アサツキはねぎより若干細めですがワケギとは品種が違います。ねぎより辛めですが薬味として使うことができ、一度植えると2~3年は育てることができますので、ベランダにあると大変重宝します。アサツキは種からではなく球根を植え付けて育てます。乾燥には弱いので水はたっぷり与えるようにしますが、やりすぎると根が腐ってしまいます。プランターの底に石などを引いてから土を入れるようにすれば水はけがよくなります。背丈が20cmほどになったら土から3cm上の部分を刈り取れば、再び伸びてきて何度でも収穫することができます。夏と冬には地上部の葉が枯れてしまいますが、これは休眠状態ですので春と秋には再び伸びてきますので掘り出さないようにしてください。

育てやすく美味しいほうれん草の育て方

ほうれん草は寒さに強い野菜ですので、日当たりの悪いベランダでも比較的簡単に育てられます。ほうれん草の種はホームセンターなどでも簡単に手に入り、種類も豊富なので蒔き時期に合わせて発芽しやすい種を選びましょう。ほうれん草は乾燥を嫌いますので晴れた日にたっぷりと水やりします。しかし葉が濡れたままですと病気が発生しやすくなりますので、水やりは晴れた日の朝に一度与えるだけで、後は葉を乾かすことで病気を未然に防ぐことができます。ほうれん草は高温に弱いため、夏場は遮光ネットで影を育てるなど工夫が必要なため、初心者は秋蒔きがおすすめです。

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