枯れてなくみずみずしくポットの下の穴から根っこが見えるような苗を選べばさほど難しくはなく初心者にむいています。畑がなくてもプランターで育てられるので手軽に始められるのですお勧めです。肥料を忘れそうな場合は最初から肥料が入っている土が売っていますのでホームセンターなどで購入して使いましょう。
レタス
石灰と牛糞をよく混ぜ、馴染ませるために半日置いてから苗を植えます。苗の下には化成肥料は入れないで下さい。肥料やけをおこしてしまい枯れてしまいます。苗の横に穴をほり化成肥料を埋めます。レタスは水を好むので水を切らすと枯れてしまいます。水は切らさないようにしてください。ナメクジと鳥に葉を食べられてしまう危険性があるので、ネットをかけた予防しましょう。レタスは収穫の時に根っこを抜かないようにすれば、またレタスの葉が再生してきますので再度収穫が可能です。
ピーマン
ピーマンは花が咲いている苗を買うのが収穫への近道です。石灰と牛糞を土とよく混ぜ苗を植えつけます。肥料は植えた後と花が咲いた後に化成肥料を与えます。日当たりのいい場所に植えつけ、水を切らさないように気をつけましょう。収穫の時に少しでも甘くしたい場合は一週間ぐらい収穫を遅くすることで緑から赤に熟し甘みがまします。
なす
なすもピーマン同様花の咲いている苗を選ぶ事で早期収穫が可能です。ナスは水はけが悪いと根腐れをおこして枯れてしまいます。少しでも水はけをよくするために30cmほどの畝を作り植え付けしてください。
きゅうり
キュウリは連作(同じ場所に同じ種類のもの植える事。3年~5年は同じ所には植えない)障害を受けやすいので注意が必要です(病気になりやすい)キュウリは水を好むので常に土が湿っている状態を保つように水を撒きましょう。葉が多くなり風通しが悪くなってしまうとカビが生えてしまい成長が遅くなるため、葉が多くなってきたら葉を切り風通しの良い状態を保ちましょう。
ししとう(獅子唐辛子)
ししとうは病気や虫に強く丈夫な野菜です。種から育てると苗になるまでが長いので初心者は苗の購入をお勧めします。土は市販の培養土を使うか、自分で土から育てる場合は赤玉土・腐葉土・バーミキュライトを6:3:1の割合で混ぜて作り、用土10リットル辺りに石灰10g・化成肥料10~30gを混ぜましょう。ししとうは乾燥に弱いので植え付け後は水をたっぷりあげてください。夏場は朝・夕の2回あげるといいでしょう。
キャベツ
キャベツも連作をすると病気になりやすくなるため、連作はさけましょう。種から育てる事も出来ますが、初心者には害虫の心配が少ない苗から育てることをお勧めします。土は培養土を利用するのが簡単ですが、自分で育てる場合は赤玉土・腐葉土・バーミキュライトを7:2:1の割合で混ぜ、10リットル辺りに石灰10g化成肥料を10~20g混ぜて作ります。苗を植えつけてから根付くまでは水をたっぷりあげてください。根付いた後は土が乾いたら水遣りをするようにしましょう。病害虫予防のためネットをかけると効果的です。
高の爪(とうがらし)
鷹の爪も連作障害がでやすい野菜です。ナス科の植物を3年間育てていない場所を選んで植えつけてください。酸性の土壌を嫌うため石灰を混ぜて土を作ります。30cmほどの畝を作り、マルチを張りましょう。40~50cm間隔でマルチに穴をあけ苗を植えます。植え付け後はたっぷり水をあげ、支柱を立て固定します。水をきらさない様に注意してください。病害虫に強く育てやすい野菜です。
モロヘイヤ
種からでも育てる事が出来ますが、初心者は苗を購入した方が育てやすいです。植え付けの1週間前に苦土石灰を肥料と一緒に撒きます。化成肥料と油かす・牛糞などを混ぜ合わせて土にいれ、70~80cm間隔で植えつけます。草丈が高くなりますので、周りの野菜などの日当たりを考慮して植えましょう。土が乾いているようなら水をあげてください。夏場でも面白いように成長し沢山とることができます。種子は有毒なので口に入れないように注意が必要です。
育てやすい野菜まとめ
これから植え付けの時期になる野菜を紹介しました。ここで紹介したものは初めての方でも育てやすいものばかりです。水遣りや連作などの注意点を押さえて野菜作りを楽しみましょう。