ウリ科の野菜の栽培の特徴

ウリ科の野菜は、夏に旬を迎えるものが多くあります。カリウムと水分を豊富に含むため、夏バテ予防にも効果が期待できます。
栽培の注意点は、水を切らさないことです。実に水分が多いため、水が不足すると実の付きが悪くなったり、味が落ちたりしてしまいます。連作障害を起こしやすいことも特徴で、キュウリは3,4年、メロンやスイカは5年ほど間隔を空ける必要があります。注意すべき害虫は、ウリハムシやウリノメイガ、ワタアブラムシなどです。注意すべき病気は、つる割れ病や、つる枯れ病気などです。
ウリ科の野菜はつる性のものがほとんどです。支柱やネットを用意しておきましょう。

キュウリの育て方

キュウリは、種から育てても収穫までわずか60日ですみます。苗から育て始めればさらに短い30日ほどで収穫することができるため、初心者でも気軽に育てることができます。
苗から育てる場合、植え付け時期は4月上旬から6月下旬までです。株間を40cm以上空けられるような大型プランターを使用しましょう。苗の土が少し見えるくらい浅めに植え付けたら、水をたっぷり与えます。
株が20cmほどの大きさになったら支柱を立てます。2株以上育てる時は苗の間にも支柱を立て、さらに支柱を横にも渡し、格子状になるようにします。
株が30cmほどに育ったらわき芽かきを行いましょう。株が自分の背丈を超えそうになったら、管理を楽にするために先端の芽を摘み取ります。
キュウリの実は夜生長するので、水やりは夕方に行います。
キュウリの実はたいへん生長が早く、一晩で3cmから10cmほども生長してしまいます。こまめにチェックして、18cmほどになったらハサミを使ってすぐに収穫しましょう。花が咲いてから10日ほどが収穫の目安です。

ズッキーニの育て方

ズッキーニはキュウリに似た外見ですが、カボチャの仲間です。つるを伸ばさないため、つるなしカボチャとも呼ばれています。
ズッキーニの植え付け時期は4月下旬から5月下旬までです。かなり大きく生長するため、60cm以上のプランターに1株だけ植え付けます。
根を浅く張るため水をたっぷり与えますが、過湿にならないよう注意します。水はけのいい土を使うことや水やりの頻度を抑えることで過湿を防ぎしましょう。
ズッキーニはつるを伸ばしませんが、茎が大きく生長するため、太めの支柱を立てておきましょう。
6月上旬ごろに雄花が咲いたら人工受粉をします。早朝に雄花を摘み取って、雌花の柱頭にこすりつけます。受粉後1週間ほどたち、実が20cmくらいになったらハサミでヘタを切って収穫します。実を収穫したら追肥を施しましょう。

ゴーヤの育て方

グリーンカーテンとして利用されることも多いゴーヤは、生育力が旺盛で、初心者でも比較的簡単に育てることができます。
苗の植え付けは4月中旬から5月下旬までです。60cm以上の大型プランターに、1株か、30cm空けて2株植え付けます。1株につき1本支柱を立て、つるが伸び始めたらネットを張ります。つるは一度誘引すると、あとは自然とネットに絡んでくれますが、つるをまっすぐに這わせるために適宜誘引を行いましょう。
ゴーヤは多くの葉をつけるため、水分の蒸発が早い野菜です。水はたっぷり与えましょう。葉が混まないように剪定をすることも大切です。
実がなり始めたら、2週間に1回のペースで化成肥料を与えます。品種にもよりますが、実が20cmほどになったら収穫します。黄色くなる前の未熟な実がおいしいので、タイミングを逃さないようにしましょう。

梅雨時期のベランダ菜園で育てやすいおすすめの夏野菜は、モロヘイヤとオカヒジキの2種です。梅雨時期の6月に種まきや植付けをしたりする野菜の品種は比較的少ないですがモロヘイヤとオカヒジキは、栄養豊富な緑黄色野菜なのでベランダ菜園におすすめです。

モロヘイヤの育て方

モロヘイヤは、収穫するまで手間があまりかからないのでベランダ菜園で育てやすい夏野菜です。また、空いている植木鉢や標準サイズのプランターがあれば、モロヘイヤは栽培することができます。また、特別に肥料の施肥をしなくても育つことができ、栽培期間が一月位なのでベランダ菜園では育てやすい野菜です。

モロヘイヤは夏から秋まで長い期間に収穫をすることが出来ます。一般的に市販されているモロヘイヤの種袋は、一つの種袋の中に約200本位収穫できる種が入っているのでとてもお得です。さらに、モロヘイヤを沢山収穫した場合は、熱湯に通した半生の状態で冷まして冷凍保存をすることができます。

モロヘイヤは、古代エジプトの時代に王様やクレオパトラに愛された野菜として言伝えられているほど古くから存在している野菜です。モロヘイヤは納豆のようにネバネバしている葉物野菜ですが、カルシウム、カロチンやビタミン類などが多く含まれているので栄養価も高く、夏バテ予防や疲労回復には効果的な野菜です。特にモロヘイヤに含まれているカロチンは、老化現象を抑えてくれる働きがあります。また、モロヘイヤには、食物繊維も多く含まれているので、生活習慣病などの改善にも役立つ野菜です。

モロヘイヤは健康維持に欠かすことができない栄養成分が多く含んでいるだけでなく、冷凍保存もすることができるので、ベランダ菜園ではおすすめの野菜です。また、鬱陶し梅雨時期に種蒔きをしてもベランダ菜園で元気に育つ夏野菜です。

オカヒジキの育て方

オカヒジキもモロヘイヤと同じように収穫をするまであまり手間がかからない野菜です。また、オカヒジキは「海の海藻」とも呼ばれているくらいミネラルやビタミンを多く含んでいる野菜です。

海岸の砂地などを歩いていると自生しているオカヒジキを目にすることがあります。オカヒジキの外観はヒジキに似ているので、この名前で呼ばれています。また、オカヒジキの別名は「ミルナ」(水松菜)と呼ばれています。この由来は、オカヒジキの外観が海藻のミルに似ているところから来ています。

オカヒジキは、6月の梅雨時期に種まきをすると7月の土用の頃には収穫をすることができます。収穫をする際は、若い茎についている葉を摘み取って、料理に使います。葉は多肉質なので、シャキシャキとした歯ごたえのある野菜です。

オカヒジキはカリウムを多く含んでいる緑黄色野菜なので塩分を排泄してくれる働きがあるため、高血圧には効果が期待される野菜です。また、オカヒジキは、骨の形成に欠かすことができないカルシウム、マグネシウム、リン酸、鉄分などを豊富に含んでいます。さらに、オカヒジキは抗ガン作用や動脈硬化に効果があるβカロテンを多く含んでいるので、成人病の予防にも効果が期待されている野菜です。そのため豊富な栄養素が多く含まれているオカヒジキは、ベランダ菜園で手間をかけずに生長して収穫をすることができる野菜なので、ベランダ菜園ではおすすめの夏野菜です。

モロヘイヤとオカヒジキは、6月の梅雨時期にベランダ菜園で種まきをしても栽培期間が短いので夏には収穫をすることができ、栄養も豊富に含まれているので、おすすめの夏野菜です。

多肉植物は特別な手入れも必要なくほとんど水やりのみで育てられると多くの人に親しまれている植物です。しかし多肉植物の中には生育サイクル(=成長期)が3つのパターンに分かれているため、厳密には肥料などを与えるのに適した時期などが決まっているのです。特に多くの品種を寄せ植えしたい場合には、事前に調べて知っていただきたい生育サイクルについてをこの記事ではタイプごとの特徴や育てるうえで気を付けるポイントをご紹介いたします。

植物らしい夏型

夏型に分類される代表的な品種は「アロエ・カランコエ・アガベ・クラッスラ・アボニア」などです。特にアロエは食用でも有名ですね。熱帯地方の雨がよく降る土地が原産で日差しを好むため、20~30℃が生育期間と呼ばれています。そのため成長は春から秋にかけて、冬には休眠する植物です。ですので日当たりの良い場所におき、夏の成長期にたっぷり水やりすることを心がけて、もし肥料を与えたい場合は夏が効果的です。冬の休眠中は水やりは控えましょう。酷く乾いているのが目立つ場合は与えても問題ありません。冬でも日当たりの良い場所に置いてください。直射日光には注意で、外で育てる場合は雨の当たらない場所に置くことが重要です。

寒くなると活発になる冬型

原産地が南アフリカの高地や高山である多肉植物は低い気温で育ってきたため「冬型」と呼ばれています。主な品種は「セネキオ・リトープス・コノフィツム・ダドレア」などがあげられ、5~20℃が元気に育つ上での適温なため、日本の猛暑日には少し弱ったように見えるかもしれません。30℃を超える特別暑い日には扇風機を向けてあげるのが良いでしょう。暑い地域にもかかわらず放っておくと夏を越せず弱り枯れてしまいます。6~8月が休眠期ですのでその期間は水やりを控えましょう。成長期が9~5月までですので冬でも土が乾いたらしっかり水やりすることが元気に育てるためのポイントです。

1年に2回成長期が来る春秋型

春と秋に成長が活発になる春秋型と呼ばれる多肉植物は、10~25℃の人間にも快適な温度で元気に育っていきます。代表的な品種では「オロスタキス・セダム・センペルビブム・ハオルチア・パキフィツム」などになります。もしかしたら情報によって夏型と春秋型どちらにも分類されてどちらが正しいのかわからないかもしれませんが、夏型に分類されるものなのに春秋型にも含まれるものは、世界の標準的な夏には育つけれど日本の酷い暑さには耐えられなかった多肉植物になります。成長期が春の4~6月と秋の9~11月になりますので、その時期は日当たりと風通しの良い場所に置いてください。夏の間は明るい日陰で育てるのが一番です。直射日光に弱いため、長時間当たると痛んでしまいますので気を付けましょう。

個性たっぷりの多肉植物

多肉植物はその色・形の個性的な部分が野菜や花とは違いますが、成長期もこのように異なってくるという点はやはり同じ植物だと感じられます。どの植物でも育ちやすい季節があるように、野菜にだって旬があるように多肉植物も苦手な時期や育ちやすい季節があるのです。最初はあまり気にする必要は無いかもしれませんが、寄せ植えをしたいと考えた時はこの生育サイクルについてしっかり考えなければいけませんので、その際は一度成長期について思いだしてください。

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