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子供と楽しむ野菜作り
子供と一緒に野菜作りをしましょう。一番難しいのは、子供がなかなか上手く育てられずかんしゃくをおこしてしまう事です。
そういう時は深呼吸をするようにします。そして子供だし、初めてすることも多いので、出来なくて当たり前とある程度おおらかに考える事。成長ともに出来るようになると前向きに考えるようにするとイライラする事が少なくなります。
服装も泥だらけになっても困らないように普通のシャツの上から雨具を着せるなど、汚れてもいい工夫をしましょう。何でもマニュアル通りに真面目に進めようとしてしまうと、進まないことでストレスをためてしまいます。ある程度気楽に子供と遊んでいるつもりで楽しんでやる事が一番です。
あまり、長い時間作業をしてしまうと、子供があきてしまいますので、今日はここまでやろうねといい、作業を分けてやりましょう。
親子で野菜を育てる事でお互いの絆が深まり会話も自然に増えていきます。野菜を育てる事で人を思いやる心も育ち責任感を育ててくれます。市場に行くと色んな種が置いてあり、子供も喜ぶので一緒になに植えようか話したりしても楽しいです。
野菜を育てるのは水が必要です。水遣りは苗に日が当たらない時間にしないとお湯をあげているのと同じで苗が枯れてしまいます。だからといって、子供を早く起こすと機嫌が悪くなってしまい長くは続きません。その時間までに起きられた日は朝水遣りをする。もしやれなかったら夕方に溢れる位に水をあげましょう。そうすれば、多少しおれていてもまたいきいきしてくれます。
初めてでも育てやすいやすい野菜
子供が何の野菜が好きかによりますが、絹さや、小松菜、水菜、いんげん、キュウリ、ミニトマト、オクラ、枝豆はお勧めです。どれも苗が売っていますので、手間を短縮できますし、収穫までの期間も短くすみます。
絹さや
ある程度育つとツルが出てきます。ツルが巻きつくための支柱をしっかりたてれば何の問題もなく育ってくれます。白い小さな花がさきだしたらそろそろ収穫のサインです。毎日様子を見てないとでかくなり過ぎてさやが硬くなり美味しくないです。大きくなったさやは中から豆だけとりだしてグリンピースの代用に使うか、乾かして来年の種にします。
小松菜
葉の部分を虫に食われてしまう可能性があります。せっかく家庭菜園でつくるのですから、農薬などを使わずに、とうがらしスプレー(水に生唐辛子をいれて煮たたせ冷ましたやつをボトルに入れる)などを使い予防しましょう。農薬ほど劇的な効果は期待できませんが、害虫の被害にあいにくくなるでしょう。
水菜
間引きをしなくてもいいのでそのまま育てても問題なく育ちます。育てやすい野菜の一つです。
インゲン
病気になりにくく丈夫なので水をきちんとあげていれば問題なく育ちます。こちらも育てやすい野菜です。
キュウリ
水をあげ忘れてしまうと枯れてしまいますので注意が必要です。また、葉に白カビがついたような病気になりやすいです。育ちは悪いですがそのまま育てていても収穫は出来ます。予防としては葉をとってある程度風が通るようにする事。同じ所に毎年植えないことで予防することが出来ます。
ミニトマト
トマトに比べるとミニトマトは病気にはなりにくいです。しかし、風通しを良くする為にも枝は切り落とした方かいいです。切り落とした枝は土に挿しておくと一週間ぐらいで根っこが出てきて苗になります。トマトの水やりは毎日しないようにしましょう。1日おきもしくは土が乾いていないようならあげなくて問題ありません。そのようにした方がより甘いトマトになります。
オクラ
病気はなく育ちやすい野菜です。しかし、収穫が遅れてしまうと、硬くなり食べられなくなるので注意が必要になります。
枝豆は育てやすいのですがカメムシがつきやすく対策が必要になります。
カメムシはさやの汁を吸って病気にしてしまうだけではなく、育っても房だけで中身がないという事になりかねません。対策としてはネットをかけるのが一番です。また、カメムシはミントが嫌いですのでミントスプレー(唐辛子と作り方は一緒)をかければ予防になります。雑草が生えっぱなしだとカメムシを寄せ付けてしまうので注意が必要です。
親子で野菜作りを楽しむコツ
子供と一緒に野菜を育てる時は一緒に楽しんでやる事が大事になります。また、子供が好きな野菜の中でも育てやすいものを選ぶ事で時間にも余裕を育てる事が出来るようになります。
一緒に作った美味しい野菜で料理をすることで、親子の絆もいっそう深まる事でしょう。
生姜の育て方で準備するもの
以下に紹介するものを準備して、初心者でも簡単にベランダでプランター栽培を始めましょう!
プランター
60cm以上の深型(30cm以上)プランターを準備します。
出来るだけ大きくて深いプランターを準備しましょう。
土
プランター栽培の場合は野菜用園芸土(培養土)が手軽でお勧めです。
生姜の種生姜
園芸店やホームセンター等で4月下旬頃から種生姜が販売されます。
プランターでは中生姜が栽培しやすいでしょう。
鉢底石
排水をよくするために、プランターの底3~4cmぐらいまで入れられるように準備しておきましょう。
敷き藁
生姜が発芽してから乾燥防止のために使用します。発芽する頃には準備をしておきましょう。
生姜の種生姜の選び方
種生姜の選び方
病気にかかっていなくって、生姜らしい黄色が鮮やかな艶がいい物を見極めましょう。
種生姜の芽出し
種生姜は発芽していない状態で販売されています。芽出しをさせてから植え付けると生育がよくなります。
種生姜を2~4日程日光に当てれば、芽が出てきます。
種生姜の前処理をする
芽出しをした種生姜は芽の数が均等になるように1個が50gの大きさに切り分けます。
生姜の育て方
培養土を準備します。
プランターの底全体に、鉢底石を敷き詰めます。
プランターの6割ぐらいまで土を入れます。生育のために土を後から足していきますので始めは少なめに土を入れます。
生姜の種生姜を植え付けます。
20cmぐらいの間隔をあけて種生姜を置きます。その時種生姜の芽が上になるように置いていきます。その上に土を5cmほどかぶせて軽く押さえます。あまり深く土をかぶせると発芽がしにくくなるので、気をつけましょう。
種生姜を植え付けたらたっぷりと水を与えます。
生姜の水やり
発芽するまではたっぷりと水を与えるようにします。
発芽してからは、土の表面が半分ほど乾燥したら水をあげてください。生姜は乾燥を極端に嫌います。乾燥する夏場は特に注意が必要です。
生姜の乾燥防止
生姜は乾燥に弱いので、発芽したら藁などを敷いて乾燥を防止しましょう。
生姜の追肥と土増し
本葉が2~3枚になった頃に1回目の追肥を行います。1苗に5gぐらいの化成肥料を苗の周りに撒いて土とまぜ土寄せを行います。土が足りないようでしたら増し土をしましょう。生姜の茎は弱いのでしっかりと安定させるようにします。
その後は1ヶ月に1回ほど同じように追肥と土寄せ、増し土を行っていきます。
液肥を与える場合は、1週間に1回程度水やりを兼ねて与えるようにします。
生姜と害虫
生姜はアブラムシ類・ヨトウムシ等の害虫がつきやすい野菜です。
苗が小さい時に被害にあうと、大きな被害が出ます。
発芽後は毎日害虫がついていないか確認をします。ついていたらすぐに駆除をするようにします。
生姜の収穫
葉生姜の収穫
7~8月ぐらいになると葉生姜が収穫できます。根元が赤くなって来たら収穫時です。根元から芽を掻き取ります。
根生姜の収穫
9~11月ぐらいになると根生姜が収穫できます。葉や茎が黄色く枯れ出したら収穫時です。根元を持って引き抜きます。種生姜はヒネ生姜として薬味などに使用できます。
生姜とは
生姜は独特の香りや辛味を持っているので、薬味や香辛料として利用される事が多い野菜です。
生姜を使用する効果として、殺菌・消臭・解毒などがあります。また、血行を促進するので冷え防止や風邪予防にも効果を発揮します。
生姜は、紅ショウガや生姜の甘酢漬けといったように、生姜本来を食べる場合や、生姜焼きや煮魚・薬味など、風味つけ・味付けとして食べる場合など多彩な食べ方が楽しめます。
根生姜として食されている部分は根ではなく、地下茎が大きくなった物です。