年間を通じて栽培・収穫できる野菜とは

普通、野菜は、種まきや植え付けの時期、収穫の時期が決まっています。例えばトマトは、4月下旬から5月中旬までの間に植え付け、7月から8月にかけて収穫します。種まきや植え付け時期を間違えると、発芽しなかったり、苗が枯れてしまったりします。さらに収穫時期を逃すと、味が落ちてしまい、せっかく育てた野菜が無駄になってしまいます。おいしい野菜を育てるためには、これらのタイミングをしっかり見極める必要があります。
一方で、どの時期に種まき・植え付けをしても、問題なく育つ野菜もあります。また、収穫時期がとても長い野菜もあります。季節を気にせず、思い立った時に栽培や収穫ができる気軽さはたいへん魅力的です。今回は、栽培が比較的容易で、食卓に上る機会も多い野菜を3種類ご紹介します。

年間を通じて種まきできる小松菜

ビタミンやカルシウム、鉄分など、さまざまな栄養素が豊富に含まれている小松菜は、葉菜類の中で最も天候の変化に強い野菜です。種をまいてから最短でわずか25日で収穫できるため、初心者でも簡単に育てられます。種まきの時期は3月初旬から10月下旬までですが、それ以外の時期でも、寒冷紗をかけて寒さ対策すれば栽培することができます。冬の時期は収穫までに100日と時間がかかりますが、寒さに当たって甘みが増してくるため、ぜひ一度育ててみましょう。
小松菜の栽培には、40cm以上のプランターを使用します。少量であれば植木鉢で育てることもできます。培養土は市販のものを使うと便利です。土に溝を作り、1cmの間隔で種をまきましょう。3日から7日ほどで芽が出てくるので、3cm間隔で間引きます。間引いた芽は、生のまま食べることができます。その後、株が混んできたタイミングで数回間引きをします。20cmほどに生長したら、根元をハサミで切るか、根元を持って引き抜いて収穫します。小松菜は収穫時期をすぎると味が落ちてしまうため、収穫は早めに行いましょう。

年間を通じて収穫できるニンジン

カレーやサラダ、ケーキなど幅広い料理に利用できるニンジンは、年間を通じて収穫ができる野菜です。オレンジ色だけだけでなく、黄色いものや紫色のもの、形も細長いものや丸いものなどさまざまな品種があります。種を3月にまく春まきと、7月から8月上旬にまく夏まきがあります。春まきの品種は4月から5月にかけて収穫でき、夏まきは10月以降に収穫できます。夏まきのニンジンの中には、収穫せずに土の中で越冬させることができるものもあるため、年間を通じてニンジンの収穫を楽しめます。
ニンジンの栽培には、60cmのプランターを使用します。深く根を張るため、深型のものを用意しましょう。土は排水性のいいものを選びましょう。種は1cm間隔でまき、薄く土をかけます。発芽するまでは毎日水やりをし、水やり後は乾燥を防ぐために不織布や新聞紙などをかぶせておきます。間引きは全部で3回ほど行います。

年間を通じて収穫できる葉ネギ

独特な香りと鮮やかな色で料理に彩りを添える葉ネギは、暑さにも寒さにも強い野菜です。品種によって種のまき時が異なるため、複数品種を栽培すれば年間を通じて収穫することができます。また、一度収穫した後でもどんどん生長するため、年に5回ほど収穫できます。
葉ネギの栽培は、3株ほどの少量であれば30cm程度の小さいプランターで十分です。独特の匂いがあるため害虫が寄って来ず、乾燥にも強いためあまり手間がかかりません。5cmくらいに育ったタイミングで一度だけ間引きしますが、間引いたネギは芽ネギとして食べることができます。芽ネギは葉ネギよりも匂いが少ないことが特徴です。
約60日で、20cmほどの高さになったら、根元を5cm残して収穫します。すぐにトウが立ってしまうので、収穫のタイミングは逃さないようにしましょう。

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