どんな植物でも年単位で長く育てるのならば「植え替え」という行為が必要になります。少し面倒かもしれませんし、もし失敗したら枯れてしまうかもと不安になって放置していると根が詰まったりして結果的に調子が悪くなります。手順を知るとそこまで難しいことではなく、非常に大事なことだとわかるはずですので是非チャレンジしてください。この記事では、サボテンの基本的な植え替えの仕方についてご紹介いたします。
植え替えに適した時期
植え替えは何度もするものではなく、ある程度時間が経ったり根が鉢から飛び出していたら行います。
・株が大きく育ちすぎて鉢とサイズが合わない
・買ってから一年以上経っている、もしくは一年以上植え返していない
・水はけが悪くなってきたかもしれない
・鉢の底を見ると根が飛び出ていたり張り出している
これらに一つでも当てはまるようでしたら植え替えすることを推奨します。鉢で育ててる以上、土も同じものですので水はけが悪くなったり土中の栄養が少なくなったり、成長につれて根も大きくなったりと窮屈になりますので、出来るだけ1年に1度は植え替えを行っていただきたいです。サボテンの生育サイクルでは夏が成長期になりますので、植え替えは春や秋に行うのが良いでしょう。
植え替えの手順
まず新しい土を用意します。土は通気性と排水性が良く、保肥力もあり粒が細かいものが理想的です。サボテンや多肉植物専用の培養土もホームセンターでは販売していますので、自分で育てるよりもそちらを買った方が手間も掛かりません。絶対に必要ではありませんが、これに肥料もあれば尚良いでしょう。元肥として化成肥料を適量混ぜ込みます。そして、もしサボテンと鉢のバランスが悪くなっているようでしたら、新しい鉢に移した方が良いでしょう。一回り大きめの鉢でゆったり育ててください。
手順としては、サボテンを鉢から抜き出して土を優しく叩き落していきます。おそらく根が長く伸びていると思いますので、5cmほど残すと目安にしカットしましょう。使うハサミは切り口から最近が入る可能性があるため、消毒してから使うことをおすすめします。そして新しい鉢の穴をネットで塞いで底の土(軽石)を2cm程度入れます。そうしたら根を鉢に入れて、サボテン用の土を入れ植えこみます。この時、土を馴染ませるため割りばしなどで鉢の淵をついてあげてください。この状態のサボテンは根が短いため水分が上手く吸い込めず根腐れしやすくなっているため、水やりは控えましょう。キッチンペーパーなどを上にかけて日当たりの良い場所に置き、植え込みから1~2週間ほどたてば根も十分に馴染むのでペーパーを取って初めての水やりをします。ここまでが植え替えの手順になります。
植え替えを面倒だと思わずに取り組む
これらの作業は新しい土や鉢をそろえる必要があるため億劫に思えるかもしれませんが、サボテンにとっては非常に大事なことです。ずっと同じ鉢・土で育てているとその環境が悪いものになり、元気が無くなったりすぐ枯れる原因ともなります。上記の手順で取り組めば失敗すること無く植え付けできますので、観葉植物を購入したら一年を目安に植え返しましょう。