マンションのベランダ菜園
マンションのベランダと一口にいっても普通のベランダ(バルコニー)とサービスバルコニーとでは奥行が違います。ベランダ菜園に適しているのは当然日当たりの良いメインの方のベランダがおすすめです。間取り的には奥行が1m以上と言われていて、新しいマンションなら1.5m~2mの奥行があり、シンク付でベランダ菜園を想定したところもあります。そこまでではなくても普通のサイズでベランダ菜園を上手に楽しんでいる人はたくさんいらっしゃいます。「ベランダ菜園 マンション 画像」で検索するとたくさんの画像を見ることができます。狭いベランダでもあきらめず皆さん工夫されています。そんなベランダ菜園をちょっと見てみましょう。
プランターの置き方
ベランダのフェンスにプランターを引っ掛ける:日当たりがよくなって収穫量もアップし、狭いスペースを有効活用できます。
フェンスをラティスや木製の板でカバーする:木製の壁がひとつできたのと同じことですから、ここに棚をつけてプランターを置いたり、フックで鉢をひっかけたりするなど様々な工夫ができます。
壁にラックを置く:鉢植えにフックをつけてアイアンラックなどに引っかけることで省スペースになります。ウッドラックの棚にプランターを置きます。
椅子の上にプランターを置く:お子さんが使っていた木の小さな椅子や背もたれのないスツールなどの上に鉢植えを置きます。DIYでお好きな色にペイントしても素敵です。鉢を上に置くことでベランダに直接置くよりは通気性もよくなりますね。
花台を置く:木製の花台やアイアンのものなどが素敵です。
いずれにしても日当たりやベランダの狭さを考えると、できればプランターはなるべく高いところに置くのが良さそうです。
プランターの種類
プランターにはいろいろなものがあります。色、形、サイズ、素材など使うプランターによって全く雰囲気の違うベランダ菜園になります。狭いベランダならなるべく統一感を出すとすっきりまとまるのではないでしょうか。また廃材を利用してカントリー風にDIYで仕上げるのもいいですね。空き缶、ペットボトル、100均などのナチュラルな木箱、麻袋なども使えます。空き缶やペットボトルの底には穴を開けましょう。またハンギング用のパームマット付きのプランターもあります。
ベランダ菜園でウッドパネルなど
人工芝やウッドパネル、レンガ、石などを敷くと狭いながらもそれなりに庭らしい雰囲気になります。部分的に砂利を敷けば和風にもなりそう。木の板に自分で白くペイントを施してヤスリをかければアンティ-クな感じになります。板を部分的に敷くのもありですね。
ベランダ菜園でテーブルと椅子でカフェ風に
ベランダ菜園に囲まれてゆったりとお茶するのも優雅ですね。そんな時にはカフェ風にテーブルや椅子を置くと良いでしょう。作業の合間にちょっと椅子に座って一休みしながら次の作業の事を考えたり、植物を愛でたり幸せな時間を過ごせることでしょう。
ベランダ菜園で気を付けること
大規模修繕などがあると全部片付けなくてはなりません。ウッドパネルなどの撤去も自分でできなければ撤去費用がかさむことにもなります。その点は覚悟しておく必要がありそうです。
覚悟が決まったら、ホームセンターや100均でお好きなプランターや素材を集めて自分だけのベランダ菜園を作ってみて下さい。収穫する楽しみなどの実用性だけでなく、自分だけのホッとできるコーナーできっと癒されますよ。