根菜類の一つであるサトイモは、一つの株から20個ほど収穫できて長期保存も可能なことからとても人気のある野菜です。プランターでも気軽に栽培することが出来るためマンションやアパートにお住いの方でも育てることができます。この記事ではサトイモの基本的な作り方についてご紹介いたします。

サトイモについて

サトイモはどんな栄養が含まれているかあまり知られていませんが、たんぱく質やカリウム、ビタミンBが豊富に摂取できる野菜です。サトイモの皮をむいたときにでるぬめりは粘膜を保護する効果があると言われており、カリウムが多く含まれているため高血圧の予防にもなります。
一般的には4月の下旬に植え付けを行い10月の下旬に収穫する野菜です。暑くて湿度の高い気候を好むため夏のじめじめした時期にどんどん成長していきます。農薬を使わなかったり、あまり手を掛けないでも勝手に育っていくような野菜ですが、寒さには弱いので霜が降りる前には収穫を終えましょう。サトイモには連鎖障害があり、同じ場所では育てると芋が腐りやすくなってしまうので気を付けましょう。
根菜類で根を張る野菜なので、プランターで育てる場合は大きくて深型のものを使いましょう。土は専用のものを購入するのが手間がかからず楽ですが、自分で育てる場合は「赤玉土4・堆肥3.5・腐葉土2.5・バーミキュライト1」に水分を保つために石灰を土10ℓ当たり10g、肥料を20g混ぜましょう。

サトイモの育て方

サトイモはタネイモから育てる場合と苗から育てる場合がありますが、初めてサトイモにチャレンジする方や育てる株数が少ない場合は苗を買って育てるのをおすすめします。
湿気が好きな野菜なので芽がしっかり出るまでは水を切らさないように気を付けてください。乾燥している状態がしばらく続くと葉がしおれてしまい、回復することは少ないと言われていますので、水は一日1~2回あげるようにしましょう。しかし水がずっとたまった状態になってしまうと根が腐ったりすることもありますので様子を見ながらあげてください。そして多くの野菜は大きくなってくると追肥が必要になるものが多いですが、サトイモにはあまり必要ありません。しかしプランターで育てる場合は、株が10cm以上に育った場合、少量の化学肥料をまいた方がよく育ちます。
サトイモを大きくするためには土の湿度管理が重要です。乾燥を防ぐために藁などを敷いて土壌の保湿性を高くすることで収穫量を増やすことができます。梅雨の時期は特別水やりをしなくても良いですが、明けてからは忘れずに様子を見に行きましょう。
種を植えてからおよそ半年ほど経つと収穫の時期になります。外見では収穫して良いのかわかりづらいですが、見える葉が黄ばんで小さくなってきたら収穫しても良い状態ですので一度掘ってみましょう。土を落としながら茎の根元をナイフで切り取ります。

丈夫な野菜だけれど油断は禁物

サトイモは湿度管理が重要な野菜で、特別大きな病気や害虫に悩まされることは少ないです。他の根菜類と比べ作っている方は少ないかもしれませんがプランターで一株から育てることもでき、家庭菜園初心者の方も気軽に育てられる野菜ですので、是非チャレンジしてみてください。

初心者におすすめのトウガラシ、シシトウ

シシトウは、ピーマンのような苦味が特徴のトウガラシです。病気や害虫に強く、栽培期間も30日ほどと短いため、初心者におすすめの野菜です。暑さに強く、初夏から秋口にかけて収穫を楽しむことができます。
苗の植え付け時期は4月中旬から5月下旬です。1株育てる場合は30cm以上の植木鉢で、2,3株の場合は60cm以上のプランターに、株間を25cm以上空けて、浅めに植え付けましょう。植え付け時に1mほどの支柱を立てます。
シシトウは乾燥に弱く、水が足りないと辛みが出てしまいます。特に夏場には土が乾燥しやすいので、早朝と夕方の2回水を与えましょう。
株が生長してくると、わき芽がどんどん出てきますが、わき芽の数が多ければ多いほど実の収穫量も多くなります。肥料をしっかり与えていればわき芽かきをする必要はありません。
シシトウは、開花から2週間ほどで収穫できます。5cmから7cmくらいの時に収穫すると、たくさんの数を収穫することができます。一番最初についた実はこのサイズまで育てず、すぐに摘み取ってしまいます。この作業をすることでその後の実のつきがよくなり、長期間にわたって収穫することができるようになります。

初心者におすすめのトウガラシ、ハラペーニョ

辛いものが好きなら、メキシコ産のトウガラシをおすすめします。最も辛いトウガラシとしてはハバネロが有名ですが、料理に幅広く使いたいなら程よい辛さのハラペーニョをおすすめします。ハラペーニョはメキシコで最も多く使われているトウガラシで、そのままではもちろん酢漬けにして食べることもできます。
植え付けは4月下旬から7月上旬までです。株間を20cmほどとって植え付けましょう。水の量は多すぎても少なすぎてもいけません。多すぎると病気の原因になりますし、少なすぎると必要以上に辛くなってしまいます。夏場は早朝と夕方に1回ずつたっぷり水を与えるようにしましょう。
つぼみが出始めてからは週に1回のペースで液肥を施します。
植え付けから3ヶ月ほどで、実が6cmくらいになったら収穫しましょう。青い実のまま収穫しますが、収穫せずにほおっておくと実が赤くなり、辛みが増します。

初心者におすすめのトウガラシ、万願寺トウガラシ

万願寺トウガラシは、京都の伝統的な野菜の一種で、サイズが大きく肉厚で、甘みのあるトウガラシです。天ぷらや煮びたし、肉詰めなどのほか、生で食べることもできます。
植え付けは4月下旬から5月中旬です。株間を25cm以上空けて植え付けましょう。植え付け時に支柱も立てておきます。
植え付け1ヶ月くらいからわき芽が伸び始めるので、わき芽かきを行い、株を整理します。このタイミングで追肥も施しましょう。水や肥料が不足すると辛みが出てしまうので、注意しましょう。
たくさんの実を収穫するために、最初になった実は大きくなる前に摘み取ってしまいます。開花から20日ほどで実が15cmくらいになったら収穫の適期です。収穫せずにほおっておくと赤くなりますが、辛みは出ず、パプリカのような味になります。収穫後に追肥をすることで、9月下旬ごろまで収穫を楽しむことができます。暑さに強いですが、30度を超えるころには実づきが悪くなりますが、涼しくなってくると取れる量が増えてきます。

降雪量が多い地域では植物を外で育てることはとても難しく、上手く育てられる方は少ないです。暖かい地域であれば外でも育てられますが、東北の寒い地域でも人の生活する室内でならば育てることができます。雪の降る冬は植物がとても育ちにくいですが、冬の間でも元気に育つ花を厳選して4つご紹介いたします。

ハボタンの育て方

白やピンク、紫の花色が目立つハボタンは日光が大好きでとても丈夫な植物ですが、実は野菜のキャベツやケールから品種改良された花なのです。小さい品種もあり、寄せ植えでは定番とも言われる花で実は多くの方が見たことのある花です。上品でグラデーションのかかったような色合いからどんなシーンでも彩ることできる万能の花で、一般的に1月から3月の間で楽しむことができます。苗を買って鉢に植え付けえるのであれば根を十分に張らせるため、本格的に寒くなる前に植えておきましょう。寒くなると根が上手く全体に伸びなくなってしまいます。

プリムラの育て方

プリムラには多くの品種があり、多くのものは冬の寒さに耐えられるのですが、プリムラ・マラコイデスなど寒さに弱い品種も存在するためもし冬に栽培するのであれば一度確認しましょう。一見南国風の花に見えるプリムラ・ポリアンサやプリムラ・ジュリアンは寒さに非常に強く長い間楽しめると評判です。しかし日光が不足することによって元気がなくなってしまうので、鉢を置く場所には気を付けましょう。咲き終わった花がらが出ると思いますので、こまめに摘み取ってください。

ユリオプスデージーの育て方

花の色は黄色のみの非常にシンプルな見た目ですが、秋から翌年の春にかけて花が咲く飾りやすい花です。かなり丈夫な品種でどんどん育っていくため、定期的はわき芽取りが必要になります。外で育てる場合にはアブラムシが発生することもありますが、見つけたら早めに薬剤を散布してください。湿気を好まない植物でもありますので、土が十分に乾いたらたっぷり水やりしてください。

クリサンセマムの育て方

マーガレットに少し似たこの品種は、どこのホームセンターでも販売しているような花で簡単に手に入れることができます。丈夫ですがとてもコンパクトであるため寄せ植えにも使え、花壇に多く咲かせてもとても見栄えの良い花です。12月から翌年の6月に咲く花で、肥料を好む性質がありますので元肥は多めに与え、追肥も忘れずに行いましょう。暖かくなってくるとアブラムシが発生する場合もありますので、見つけ次第駆除してください。

植物が育ちづらい季節

秋と冬に育つ花の種類はまとめて紹介されることも多いですが、今回は特に寒い時期から花を咲かす品種をご紹介いたしました。どれも育てること自体は特別難しくはありませんが、日光や水分管理、霜が降りて凍結してしまうなど冬には暖かい時期よりも敏感に反応しなければならないことが多いです。特に今回紹介したものは日当たりの良い場所を好む植物が多いため、事前に日光に当たる場所が開いているかをチェックして育てたい花を決めましょう。あまり植物を新しく育てるのに推奨されない季節で春や夏よりも育てるのは難しいですが、是非ガーデニング初心者の方でも挑戦していただきたいです。もしどうしても不安でしたら、最初は観葉植物を部屋に置いて自然を楽しむことをおすすめします。

折り鶴のような子株を付けることからこのような名前が付いたオリヅルランは、初心者でも簡単に育てられると言われており初めての観葉植物に選ぶ方も多い品種です。この記事では、オリヅルランの育て方や育てるうえでの注意点をご紹介いたします。

オリヅルランについて

もともとは南アフリカが原産の多年草で、小さな鉢でも大きな鉢でも育他られる非常に丈夫な基本とも言われる観葉植物です。実は春から夏にかけての時期には、ランナーの節から白い花を咲かせてくれます。他にも縁や中央に斑の入る品種もあり、バリエーションも豊富です。NASAの実験結果により、オリヅルランは空気中のホルムアルデヒドという物質を吸収するという作用があることが発覚しました。これはシックハウス症候群の原因ともなる悪い物質で、それを効果的に除去することができるため自然の空気洗浄機とも呼ばれています。

オリヅルランの育て方

基本的にオリヅルランは日光が好きな観葉植物なのですが、暗めの日陰でも育てることはできます。日光にたっぷり当てた方が元気に育ちますが、強い直射日光に長時間当たり続けると葉焼けを起こしてしまうため、置き場所には気を付けましょう。真夏はレースカーテン越しの明るい日陰が理想的です。もちろん外でも育てられますので、その際は風通しの良い場所へ置いてください。
寒さにはそれなりに強いですが、霜や0℃を下回る気温には注意です。心配ならば冬の極寒期には室内で育てた方が良いかもしれません。夏は直射日光さえ気を付ければ元気に育ちます。
オリヅルランは根が太く養分を吸収しやすいため、比較的乾燥に強いです。数日に一回程度の水やりで問題ありませんが、成長期はすぐに水を吸収してしまうため、土が十分に乾いたと思ったらたっぷり水やりしてください。世話をしたいからといって土が湿っている状態にもかかわらず水を与えると過湿状態になり根腐れや病気の原因ともなります。
肥料に関してですが、オリヅルランには錠剤型の肥料を使うのが良いといわれています。5~9月の間、1ヶ月に1回株元に置いておくと溶けて吸収されます。肥料を与えることによって葉のツヤが出ますので、出来るだけこの時期に肥料を与えてください。冬には必要ありません。屋外で育てていると虫が付く場合もありますが、見つけ次第早めに駆除することで病気なども防げるため問題ありません。

オリヅルランを長く育てるために取り組む事

オリヅルランは根が丈夫で太いため、小さめの鉢で育てていると根づまりを起こしてしまう可能性があります。根の様子を見ることもできますので、出来るだけ一年に一度の植え替えをおすすめしましょう。5月~9月の間に済ますのが理想的です。根が詰まり気味ならば大きな鉢植えに植え替えた方が良いですが、あまり大きくなっても困るというのならば株分けすると良いでしょう。逆に増やしたい場合はランナーから折り鶴のような子株を使い株分けしましょう。

これらを踏まえて育てれば、一般的なオリヅルランは元気に育つでしょう。特別気に掛けることなどは直射日光程度しかないので、今まで植物を育てた事のない方でも水やりや置き場所に気を付ければ簡単に育てられます。初めての観葉植物に選ぶ品種にもおすすめですので、是非チャレンジしてみてください。

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