プランターでも育てることができる根菜類
根菜類とは、根茎や球根などの部分を食べる野菜のことです。代表的なものは大根、ニンジン、ゴボウ、ジャガイモ、サツマイモなどがあげられます。一度植え付けると後は自分で勝手に土の中で成長してくれるので、手間がいらず比較的栽培が簡単な野菜です。しかし土深くに伸びていくものもあり、プランターではよほど深いものじゃないと普通の根菜類栽培は不可能ですが、深さがあまりないプランターでも栽培することができる根菜類もあるんです。そこでプランター栽培におすすめの根菜類をご紹介します。
プランターで育てるミニ大根
プランターでも育てることができるミニ大根は長さが最長でも20cm、太さは7~7.5cmで、葉も大きくなりにくく密植栽培が可能です。種まきから約50~65日で収穫ができ、トウ立ちも遅めなので慌てて収穫をしなくても美味しく食べることができます。使いきりサイズで歯切れも良いのでサラダにしてもいいですよ。葉もやわらかく美味しいですので塩もみしてお酒のつまみにしてもいいですよ。発芽地温は25℃前後なので、5月ごろに種まきすれば夏に収穫できる大根となっています。
プランターで育てるベビーキャロット
長さが約10cmのミニニンジンで、そのまま丸かじりすることができますので、野菜スティックにして食べるのがおすすめです。土寄せなどの手間も不要なのでベランダで育てるのに最適です。発芽地温は15~25℃と幅が広ので、3月下旬から7月ぐらいまで種まきすることが可能です。種まきから収穫まで70~80日かかりますので、時期をずらしながら蒔いていくと長くミニニンジンを楽しむことができますよ。
プランターで育てるショウガ
ショウガは病気にも強く栽培の手間はいらないのでプランターでも簡単に育てることができます。4~5月に植え付け、収穫は8~11月と長くありますので、必要な分だけ収穫することもできます。収穫した後もそのまま保存することもできますし、すりおろしたりみじん切りにしてラップに包めば冷凍庫で保存も可能です。体を温める効果もありますので冷え性の方におすすめです。魚の臭みを取ったり、豚肉の生姜焼きなど使い勝手も良いので栽培されてはいかがですか?
プランターで育てる二十日大根
大根という名ですか丸くカブのような形で鮮やかに色が特徴です。真冬を除いてほぼ一年中栽培することができ、生育が早く種まきから20~30日で収穫できます。直径は2cm程度で、そのままサラダに入れてもOKです。病気にも強くそれほど大きなプランターも必要ありません。きれいな赤色のほか、白や桃色、紫のほか、赤と白のコントラストが可愛い二十日大根もあります。
根菜類は手間いらず
根菜類は種や球根が大きいのが多く、発芽しやすく初心者でも簡単に育てることができます。土に栄養がしっかり入っていれば追肥の必要もなく、病気や虫の心配もほぼありません。水やりもあまり神経質になる必要もないので、ほとんど手をかけることがないので毎日こまめにプランターのチェックができないという忙しい方におすすめです。また根菜類はいろんな料理に使うことができますので、大変重宝します。