ベランダ菜園で育てやすいおすすめの「リサイクル根菜野菜」はヤマユリ、タマネギ、ホースラディッシュ、クワイの4種です。これらの根菜野菜はリサイクル野菜として、ベランダ菜園で再度育てて収穫をすることが出来るおすすめの根菜野菜です。
「リサイクル根菜野菜」とは?
「リサイクル根菜野菜」はどのような野菜なのか、ご存知でしょうか?大量購入や長期保存をして、使いきることが出来なかった野菜から新芽が伸びてきたものを再び育てて収穫が可能な野菜を「リサイクル根菜野菜」と呼びます。
例えば、タマネギなどの根菜野菜は鮮度が大切なレタスなどの葉物野菜とは異なります。そのためある程度長期保存ができるので大量に購入してしまうことが多くあります。大量購入したタマネギを全て使い切ったりすることは難しいです。また、大量のタマネギが保存されていることを忘れてしまったりするともあります。せっかく大量購入をしたタマネギを見つけても新芽や根が出ていることも多いです。
しかし、おすすめの4種の根菜野菜は「リサイクル根菜野菜」として、再びベランダ菜園で育てて収穫して、料理に使うことが出来る野菜です。
ベランダ菜園で育てやすいおすすめのリサイクル根菜野菜4選
ヤマユリ、タマネギ、ホースラディッシュ、クワイの4種類の野菜は、全てベランダ菜園で育てやすく、再度収穫ができるリサイクル根菜野菜です。
ヤマユリは、年末頃になると正月の食材としてスーパ―マーケットや八百屋さんの店先に並んでいます。ヤマユリは、鬼ユリ、小鬼ユリなどがありますが、球根の部分である隣茎を食用として食べます。これらの燐茎の部分は、複数の燐片が重なり合って燐茎になっているところから「百合」という名前が付けられたと言われています。
せっかくヤマユリの球根を購入してもお正月に食べることを忘れてしまうと球根から新芽が出てきてしまいますが、再び育てて収穫をすることができます。
ホースラディッシュはアブラナ科の野菜で、原産地が東ヨーロッパです。ホースラディッシュは、日本のわさびと同じように辛味があるので「西洋わさび」とも呼ばれています。ホースラディッシュは、寒い気候を好む野菜なので北海道で栽培されています。ローストビーフや他の肉料理の付け合わせ野菜として使われていますが、全部使い切ってしまうことが難しい野菜です。しかし、ベランダ菜園でリサイクル根菜野菜とし育てて、再度使うことができます。
クワイは里芋によく似た形をしていますが、中国が原産のオモダガ科の水性野菜です。クワイの栽培は、中国と日本だけです。中国では白い色をした「白クワイ」、日本では青い色をした「青くわい」が栽培されています。日本のクワイは勢いよく新芽が出るので正月の縁起物野菜として正月料理に使われますが、ヤマユリなどと同じように残った場合は、リサイクル野菜としてベランダ菜園で再び育てて収穫をすることが出来ます。
タマネギは長期保存をすることができる野菜なので、スーパーマーケットなどの特売日に大量購入しても使い切らないうちに新芽や根が出てきてしまうことがあります。しかし、他のリサイクル野菜3種と同じように新芽が出たら、再度植え付けて収穫できるリサイクル野菜です。
使い切らなかったり長期保存をして忘れてしまったりしたヤマユリ、タマネギ、ホースラディッシュ、クワイの根菜野菜4種は、新芽が出てしまっても再びベランダ菜園で育てて収穫をすることができるので、おすすめの「リサイクル根菜野菜」です。