別の記事で初心者向けの果菜類を3種類ご紹介いたしましたが、この記事では少し手入れが必要になってくるガーデニング中級者に是非
育てていただきたい果菜類を厳選して4つご紹介いたします。

ピーマンの育て方

ピーマンはナス科の果菜類で栄養豊富で家庭菜園でよく作られている野菜の一つです。種まきから育てるか苗を買って育てるかに分かれますが、初心者の方ならば苗からの方が手間も掛からず簡単で育てやすいのでおすすめです。簡単なものだけではなく少し手間がかかっても最初から育てたいという方は種を購入しましょう。植え付けは5月から6月上旬の間に行い7月から10月上旬ほどまでに収穫することができます。ピーマンは高温には強いですが低温には弱い野菜ですので、早植えには注意してください。そして湿気にも弱い野菜ですので、水はけをよくするためにメッシュのプランターか発泡スチロールを底に敷き詰めて栽培することをおすすめします。

マクワウリの育て方

名前だけ聞けばハテナマークが浮かぶかもしれませんが、これはノーネット種と呼ばれる網目が無いメロンを指します。これも果菜類の一つで、普通のメロンよりは栽培難易度は低めで、意外なことにプランターでも育てることができます。マクワウリは一つのプランターに必ず一株で育ててください。育てるには行灯型の支柱が必要で、早めに立てないとツルが下を這ってしまうので気を付けましょう。畑に植える場合はホットキャップやビニールをかぶせることを推奨します。初めてマクワウリを育てる場合は接ぎ木苗を購入した方が失敗が少ないのでおすすめです。

カボチャの育て方

カボチャはもともとの生産地が砂漠のような土地のため、土を選ばず栽培できますがツルが伸びて大きく広がるためプランターで育てることはできません。一つの株から5~6個栽培することができます。一般的に3月の下旬から種をまいて7月から8月の間で収穫できます。ツルが伸びる方向に藁を敷きますが、これにはカビの侵入やダンゴムシなどの害虫が皮を食い破ってしまうのを防ぐ効果があります。カボチャの首の部分が茶色く変色したら収穫の時期です。皮に爪が食い込まないくらいの方さになったらハサミで切りましょう。

イチゴの育て方

イチゴは老若男女から親しまれる野菜で非常に人気が高いのですが、自家栽培となると少し難易度が高いです。栽培期間が長いため、病気の対策や害虫対策が大変ですが、少し難しい野菜も作ってみたいという方にはおすすめで、綺麗になった時の感動はひとしおです。しかし種上から始めると収穫まで一年はかかるので、苗を購入することを推奨します。この苗選びも重要で、良い苗を選べば大きく成長するでしょう。イチゴは低温に強いですが乾燥に弱い野菜なので、冬の間もしっかり水やりすることが重要です。そして低温に強いと言っても寒波による凍結には適いませんので、そちらも対策が必要です。

難易度が高い野菜だからこそ挑戦

ガーデニングで野菜を作っている人も最初はミニトマトやエダマメなど簡単に育てられるものから始めたという方が多いと思います。上記で紹介した4つは初心者がいきなり挑むのは難しいかもしれませんが、手順を間違えなかったり温度管理をしっかりしていれば育てられる野菜です。初心者向けと呼ばれる野菜は上手く育てられたという方は、是非少し難易度の高い野菜に挑戦してみてください。

アスパラは実は植えたその年に収穫するのは推奨されていません。一度植えると5~10年は収穫できると言われている野菜は、すぐにでも食べたいという方には向きませんが、定期的にアスパラが食べたくなってしまう方にはかなり長い間で収穫できるためおすすめです。この記事ではアスパラガスの育て方についてご紹介いたします。

アスパラガスとは

アスパラは実は市場に出回っている品種が「グリーン・ミニ・ホワイト・パープル」の4種類と少ないです。それぞれ名前の通り色や時に特徴がありますので好きなものを選びましょう。葉や茎、花の部分を食べるため、これは葉菜類に分類されます。一般的に3月に種をまき次の年の5月ごとから収穫が始まります。これから長期的に育てることを見通し、植えたその年は株を大きく育てるために収穫しません。一番沢山取れる時期は4~5年目だと言われていますので、気長に育てましょう。
根を深く張る野菜ですのでプランターで育てる場合はサイズは小さめで問題ありませんが、深型のものを使いましょう。そして年単位で栽培するため100円ショップのものではなく、ホームセンターなどで丈夫なプランターを購入してください。湿気が多いと元気がなくなってしまうため、プランターの底に赤玉土を敷き詰めておくと尚良いです。土は市販の培養土を使うと楽でよいでしょう。自家製アスパラをすぐにでも食べたいという方は、既に大きく育った大苗というものも販売されていますので、そちらを買って植え付けましょう。これならばその年に食べられます。

アスパラガスの育て方

アスパラが大きく育つためには20~25℃の温度が必要のため、種から育てる場合、苗を買ってくるどちらの場合でも植え付けるのは霜の心配などが無い5月ごろが良いでしょう。株間は30~40cmほど開けて植え付けてください。苗がその土地に根付くように、最初の水やりはたっぷりとあげましょう。夏の暑い時期でも4~7日程度で水やりして、こまめに様子を見てください。
やっと次の年になり収穫できるようになったらそこから追肥が必要になります。一株につき5g程度の肥料を収穫が終わった後に1回、新芽が出るであろう8~9月あたりにもう1回与えます。収穫に適したアスパラの長さは20cmといわれていますので、4~6月になりそのくらいの長さになったら刃物を使って根元に近い部分から収穫してください。大きいものですと1m以上の背丈があるものも多く出てくると思いますが、必要に合わせて支柱を立てたりして倒れないようにしましょう。長く伸びたアスパラももちろん美味しくいただけます。
そして寒いと育たなくなるアスパラは、冬に何もせず放置すると凍結したり病気にかかってしまいます。しっかり何かで表面を覆ったりなど対策をして冬の風や雪から守り、無事冬を越しましょう。

肥料食いの野菜アスパラガス

アスパラを長く多く栽培する方法は、収穫の際に若い芽を残して次の年に持ち越すか、追肥をしっかり行うかにかかってきます。たくさん収穫しても乾燥しないようにラップで包んだり冷凍保存も可能なため便利ですが、そこで欲張らずに来年を沢山取れるように願って見越しましょう。

家庭菜園で育てる野菜は主に葉菜類・果菜類・根菜類に分類されますが、菌類であるキノコもよく栽培される野菜の一つです。この記事では栽培キットを使ったシイタケの育て方をご紹介いたします。

菌類を木から育てるのは大変

シイタケは専用の栽培キットを使い育てるか、木に菌を植え付けて育てるかの2種類に分けられます。どちらもメリットとデメリットがはっきりしていて、木に菌を植え付け育てる原木栽培の場合は、屋外のスペースや栽培期間が長いため安定して育てるのが難しいというデメリットがありますが、自然の中で育てることによって非常に肉厚で香りのよいシイタケが栽培できます。対して屋内で育てられる菌床栽培は手軽に育てられ3カ月程度で収穫できものから、1週間で大きくなるものまであり早くて美味しいシイタケが味わえますが、その分原木栽培より風味は落ちてしまいます。スーパーなどで販売されている物はほとんどこちらの栽培方法で作られています。初めての場合や多く育てない場合はこちらの菌床栽培の方がおすすめで、この栽培キットは1,000~2,000円程度で販売されているため興味のある方はチェックしてみてください。

栽培キットでの育て方

今回は上記の菌床栽培での育て方についてご紹介いたします。キットを購入したら説明書も付属していると思いますのでまずそちらを参考にしてください。基本は苗となる菌床と受け皿が付いてくると思います。シイタケは育てるための管理が非常に簡単で、霧吹きを使い湿らせて乾燥を防ぐため袋を掛けておくだけでどんどん大きくなっていきます。日毎に成長が楽しめるためお子さんがいるご家庭でも楽しく育てられるでしょう。直射日光に気を付けて明るい室内に置いておけば問題ありません。
一日二回ほど霧吹きで水をかけて育てていくと、2~3日目で小さいシイタケが生えてくると思います。5日もたてば市販の物より小さいものが出来て、1週間も立てば立派なシイタケを収穫できます。原木栽培より多少味が落ちるとも言われますが大きな違いは無いかと思いますし、市販のものよりは確実に美味しいシイタケが出来上がりますので、シイタケ好きな方は一度手軽な栽培キットで育ててみてください。一つの栽培キットで収穫できるシイタケは大小合わせて15個程度ですが、それもキットの大きさや中身によって大きく変わってくるため気になるメーカーのものを確認してください。

実は栄養価もとても高いシイタケ

シイタケは料理の素材にはもちろん、山車やスープなどにも多く使われているため日本で一番食べられているキノコとも言われています。そんなシイタケは実はとても栄養価が高いのです。血液をサラサラにして動脈硬化や高血圧などの命にかかわる病気の予防にも効果的ですし、骨を丈夫にする効果のあるエルゴステロールという成分も多量に含まれています。これは日光に当てるとビタミンDに変わるというもので、食べる前に数十分干すことで更にビタミンDを摂取することができます。その他にも低カロリーだったり菌類共通の食物繊維が豊富に含まれているなど食べることによるメリットがとても多い食物ですので、是非自分で育てて積極的に食べていただきたいです。

初心者向け根野菜ゴボウ

スーパーなどでよく見るゴボウは、50cmから80cmほどに育ちますが、ミニゴボウと呼ばれる品種は30cmほどまでしか生長しないため、コンテナでも栽培することができます。
ゴボウの栽培は苗からでなく種から行います。種まきは4月上旬から5月上旬までに行う春まきと、9月下旬から10月上旬に行う秋まきがありますが、初心者には春まきがおすすめです。ゴボウの種は硬い殻に包まれているため、一晩水につけて柔らかくしてから種まきしよう。深さ30cm以上の深型のプランターに、1cm間隔で種をまきます。発芽に日光が必要なので、土は薄くかぶせます。
ゴボウは日当たりの良い場所で育てます。水は、発芽し、苗が生長するまではたっぷり与えましょう。本葉が5枚ほどになってからは、土がしっかり乾燥してから水を与えるようにします。少し乾燥気味に育てた方が、よく生長します。
間引きは、双葉が出始めたころと、葉が触れ合うようになったころの2回行い、最終的に株間が8cmから10cmほどになるようにします。
ゴボウがかかりやすい病気は、うどん粉病や苗立枯れ病です。連作障害があるため、同じ場所に植えたい場合は3年から5年間隔を空けましょう。ゴボウにつきやすい害虫はアブラムシとセンチュウです。コンテナを地面に直接置かないこと、ゴボウを育てる前に落花生やアフリカンマリーゴールドを育てることで、被害を予防することができます。
ミニゴボウは70日から100日ほどで収穫時期を迎えます。土を軽く掘ってみて、根の太さが2cm弱になっていれば収穫適期です。側面の土を掘ってそっと収穫しましょう。

初心者向け根野菜サツマイモ

サツマイモは、やせた土地でも元気に育ち、高温や乾燥に強いため管理も容易な野菜です。サツマイモのつるの部分を苗として植えます。買ってきた苗は、2,3日ほど日陰に放置し、植え付け前日にバケツなどで給水させます。苗を一度しおれさせてから植え付けることで、生長スピードが上がります。植え付けの時期は5月上旬から6月中旬までです。苗を寝かせ、根元から5cmほど土に埋めます。植え付けから1週間ほどは水をたっぷり与えますが、乾燥を好むため、その後の水やりは控えにしましょう。
サツマイモはほおっておくとつるがどんどん伸びていくため、つるの先端を持って地面から引き剥がし、プランターの上に積み上げることを定期的に行いましょう。
サツマイモは、病気や害虫の被害を受けにくい野菜ですが、日照時間が足りなかったり管理が不十分だったりすると被害を受けてしまう場合があります。多湿が原因でカビが発生し、苗が枯れてしまう苗立ち枯れ病に注意しましょう。サツマイモで気をつけるべき害虫は、コガネムシやサツマイモネコブセンチュウです。防虫ネットの使用やサツマイモの連作を避けることで予防することができます。
サツマイモは、植え付けから4ヶ月から6ヶ月ほどで収穫することができます。茎葉が黄色っぽくなってきたら収穫のタイミングです。つるをハサミで切って、土をよくほぐしてから根元を持って引き抜いて収穫しましょう。収穫したサツマイモはすぐに食べずに、2週間ほど日陰に置いておくことで甘みが増します。収穫は霜が降りる前までに済ませましょう。

初心者向け根野菜ダイコン

ダイコンは品種によっては収穫まで60日ほどと短期間で育てることができます。種まきは3月下旬から5月上旬までか、8月中旬から9月中旬の間に行います。春に種まきをする時は、とう立ちしにくい品種を選ぶといいでしょう。
60cm以上で深型のプランターか、1本であれば深さ30cm以上の植木鉢や、培養土の袋でも育てることができます。間隔を20cm以上空けて、1つの穴に4,5粒、種をまきます。発芽までは水やりをこまめに行いましょう。ダイコンは、土を少し乾燥気味にして育てます。土が乾燥したら、午前中の暖かい時間に水やりをします。夕方以降に水をやると水の蒸発が遅くなり、病気にかかりやすくなるので注意しましょう。
4日ほどで発芽したら、間引きを行い、株を3本だけ残します。本葉が3,4枚になったら2回めの間引きを行い2本に、5,6枚で3回めの間引きを行い、株を1本だけにします。
ダイコンは、べと病や黒腐病、モザイク病、根くびれ病など多くの病気にかかる可能性があります。アブラナ科の野菜の連作を避けることと、多湿の環境を作らないことで予防に努めましょう。
アブラナ科のダイコンには、特にアブラムシがよくつきます。アブラムシは繁殖力が高いため、早めに発見して捕殺するか、水で洗い流してしまうことが大切です。
ダイコンの収穫までの日数は、品種によって60日から100日と大きく異なります。根の部分を両手で持って、まっすぐ上に引き抜いて収穫します。

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