ワンシーズンで何個収穫できるのか

お弁当に彩りを添えてくれて、栄養があり、一口サイズでお子様にも食べやすい、サラダにそのままポンと入れても様になる等、いいことずくめのミニトマトですが、育てるのも簡単でベランダ菜園の初心者さんにもおすすめの野菜です。実は大きくなって鈴なりにつくので、全体が赤くなったものから順に収穫していきます。スーパーで見かけるミニトマトのパックはお値段も高めなので家庭で育てることができると、ちょっと1個だけ収穫してお子さんのお弁当に、お料理の付け合せにと大変重宝します。そんなミニトマト、主婦ならコスパを考えてしまいますが、1買ってワンシーズンに順調に収穫できたとすると100個ほど収穫が可能だそうです。そう聞くと尚更育ててみたくなりますね。

ミニトマトの栄養

ミニトマトは大きさはミニでも優れた栄養が含まれています。その代表はリコピンです。リコピンは抗酸化作用がありカロテンの1種で、油と一緒に加熱すると良いそうです。普通のトマトよりミニトマトのほうがリコピンは多いのだとか。またβカロテン、ビタミンCやE、セレン、食物繊維も含まれています。美肌を目指せそうですね。

植えるのはいつから取り掛かるのか

種から育てるなら3月初旬から4月下旬と言われています。でも初心者さんにはやはり苗からが簡単でしょう。苗はお花屋さんやガーデンセンターに苗が並び始めるの4月から5月中旬頃です。

苗の選び方

黄色い1番花が咲いた頃が植えつけのベストなタイミングです。葉っぱの緑があまり濃すぎず、葉と葉の間が詰まって茎が短めのほうが良いようです。種類も赤、黄、紫など色々な品種が出ています。

植えつけの準備

深型のプランターを用意します。苗の周りの土を崩さないように植えつけます。高さが2mほどにもなるので苗を植えたら風で倒れてしまわないように支柱をつけてやります。最初はまだ背が低いので短い仮支柱がいいでしょう。伸縮でき長さを調節できる支柱なども便利ですね。鉢底石と培養土も必要です。野菜用の培養土には野菜の栽培に必要な栄養が最初から含まれているので育てやすいです。トマト専用の培養土もあります。また専用の培養土で植え付けた後でも追肥は必要になるので準備しておきましょう。トマト専用の肥料もあります。苗を植えたら水をたっぷりとあげましょう。

脇芽取り

植えつけてホッとして、そのまま水やりだけしていればいいかというと、そういうわけにはいかなくて、実は大切な作業があります。初心者にも簡単なミニトマトですが、これはやった方がいいです。茎と葉の間から芽がでてあっという間に育ってきます。それを脇芽というのですが、放っておくとこちらに栄養が取られてしまうので手で摘み取りましょう。摘み取った脇芽をコップなどに刺しておくと根が生えてくるので、また別のプランターに植えつけることが可能になります。これが大量生産の秘訣です。

人工授粉のやり方

我が家ではわざわざ人口授粉はしなくても風が仕事をしてくれましたがあまりたくさんは収穫できませんでした。環境条件が悪いと授粉もしにくいようですから実の付きを良くするために黄色の花が咲いた朝に人工授粉を行いましょう。やり方は花の先端を軽くはじいてやればOKです。

追肥のタイミング

1段目の実が大きくなってきたときに追肥するといいでしょう。株の周りに緩性肥料をまいたり、トマト専用の液体肥料を水やり時に指定の希釈に薄めてやっても良いです。3週間に1度は追肥を行いましょう。

収穫のタイミング

ヘタの近くまで全体が赤く色づいたら完熟したということなので収穫します。1個ずつヘタの上からはさみで切り取ります。収穫の目標は100個です。

ベランダ菜園でミニトマトを収穫すると、新鮮でプチッとはじけるような食感が味わえますし、手で収穫した時にはミニトマトの香りが手にも付いて幸せな気分になれます。摘み取った脇芽をコップに刺して食卓やキッチンに置けば、葉っぱからもトマトの香りが漂います。皆さんもぜびミニトマトでベランダ菜園デビューしてみて下さい。

ゴボウと大根は、スペースが限られているベランダ菜園で栽培することは難しいイメージがありますが、ベランダ菜園でも栽培できるおすすめの身近な根菜野菜2種です。

ベランダ菜園でも栽培できるゴボウ

ゴボウは、キク科のゴボウ属の根菜野菜です。ゴボウの原種はユーラシア大陸の各地域で発見されているのでゴボウの歴史は古いため、縄文時代には既に日本に渡来していたという説があります。ゴボウは食料として日本料理の中でも馴染み深い根菜野菜ですが、ヨーロッパでは古くから薬用として使われていた野菜です。当時、食べる野菜としてゴボウを栽培していたのは日本だけでしたが、次第に近隣の台湾や韓国、そして中国にも食用としてのゴボウ栽培が伝わっていきました。

ゴボウは長いタイプと短いタイプがあります。関東一帯の畑は水はけが良いので、長いタイプのゴボウが多く栽培されていますが、少し前まで関西一帯では畑の土が浅いので短いタイプや葉ゴボウの品種が、栽培されていました。近年では、関西一帯でも長いタイプのゴボウも栽培されています。特にゴボウの栽培が盛んな地域は、青森県、茨城県、北海道、群馬県、千葉県、宮崎県などです。

ゴボウの品種には、「滝川ゴボウ」、「大浦ゴボウ」、「堀川ゴボウ」、「宇陀金ゴボウ」や「新ゴボウ」などがあります。「滝川ゴボウ」は、主に関東を中心に栽培されている品種です。「滝川ボゴウ」は東京の滝川地区で最初に生産されたことが、名前の由来です。一方関西地方では、「若ゴボウ」と呼ばれている葉を食べる品種が栽培されています。

ゴボウは、食物繊維が豊富に含まれている根菜野菜の代表です。ゴボウに含まれている食物繊維は水溶性と不溶性の両方が含まれています。そのためゴボウは、便秘や腸内の掃除に効果があるので、大腸がんの予防に効果が期待されている野菜です。また、ゴボウの食物繊維には「イヌリン」と呼ばれている炭水化物も含まれているので、血糖値を下げたり、ビフィズス菌の成長を促進したりするので、整腸効果も期待することができます。ゴボウには、他にもカルシウム、マグネシウム、カリウムなどが豊富に含まれています。

ベランダ菜園でも育てやすい大根

大根は、アブラナ科ダイコン属の根菜野菜で、昔から日本人に親しまれてきている根菜野菜の一つです。その歴史は古く、春の七草に入っている「すずしろ」は大根を意味しています。

大根は品種も沢山あり、色も白だけでなく赤や黒い色をした品種もあります。昔は白の色をした大根の栽培が中心でしたが、近年では大根の生産者の間でも色が異なった種類の栽培が始まっています。大根は根菜野菜だけでなく、スプラウトの「カイワレ大根」などもあります。大根は日本全国で栽培されていますが、北海道の生産量が一番多く、千葉県の生産量も多いです。

最近の大根の種類には、大根の苦味や臭みがないものが品種改良されて栽培されています。その結果、大根を漬物にした沢庵の独特の臭いがしない「悠白」や「サラホワイト」などの品種も誕生しています。大根の品種で一般的なものは、「青首大根」の品種です。この品種は品種改良によって春夏秋冬を通して、どの季節でも栽培できる大根もあります。比較的に春から夏の大根は辛味が強く、秋から冬の大根は辛味より甘みの方が強い品種が多いです。

大根は味に酸味がある品種が多いですが、日本では生食、煮物、蒸し物、焼き物などに使われています。一方、イタリアやフランスの料理でも大根は良く使われています。また、大根は、煮物、焼き物、漬物などに使われる大根は、秋から冬に収穫されたものが適しています。春から初夏にかけて収穫された大根は、辛味が強いので、下ろし大根などに向いています。

ゴボウと大根は日本人にとって身近な根菜野菜ですが、ベランダ菜園でも栽培することができるおすすめの根菜野菜です。

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