見た目の素敵なプランター
まずは見た目から入っていくという人もいますが、初心者さんが挫折しないように見るだけで気分を上げてくれるような可愛い、素敵なプランターを選ぶのもコツのうちです。朝思わずベランダにでて眺めてみたくなるプランターなら最初に芽を出すまでの長く思われる時間も楽しく過ごせてあまり苦にならないでしょう。ホームセンター、ガーデンセンターなどには種類豊富なプランターが揃っています。カラフルな丸い鉢、木製の六角形のプランター、ヨーローッパの街角を彷彿とさせるようなものや、素焼きのシンプルなもの等々。またDIYの得意な方は木材を買ってきて自作してしまうということもできます。白くペイントしてもカントリー風の可愛い感じになりますね。とにかく気に入ったものを用意するのがいいでしょう。
プランターは家にあるものを利用する
ベランダ菜園ではなんと大根まで栽培ができるそうですが、皆さん麻袋などの深さのあるものをプランター代わりにしています。深いプランターということは土の量もその分増えるのですが、重さがあると動かすのも大変になるのと、マンションのベランダではなるべく土は少量がいいでしょう。それでも大根を作ってみたいという人にはペットボトルがおすすめです。2Lのペットボトルがあれば1本の大根を育てることができちゃいます。ただし売っているような大きなものはできないそうですが、それでもベランダで大根が作れたら嬉しいですね。もちろんそのままでは通気性が悪いので、水抜き用の穴をドライバーやキリをつかって底と側面に10個くらい開けるといいそうです。難点は多少不安定で倒れやすい事なのでその辺には工夫が必要です。
プランターは2~3個用意する
最初から張り切ってたくさんの野菜を手がけるのは、初心者さんにはあまり向いていないかもしれませんが、1種類よりは2~3種類あったほうが、楽しみも2~3倍になりますし、種類の違う野菜を育てることでその分ベランダ菜園の経験値も増えます。もし1つがダメになっても残り2つが成功すれば救われるので保険のような意味もありますね。また、ミニトマトなどは連作障害ということもあるので同じプランターに2年続けて同じものを植えない方が良い時にプランターが1つでは行き詰ってしまいます。2~3個あればプランターを交換して栽培を続けることが可能です。
プランターに入れる土
野菜を上手に育てるにはやはり栄養がカギになります。作物の出来を左右するのは「土」というのは常識ですね。どんな土が良いかは野菜の種類によって微妙に違ってきます。初心者が農家の人のように土づくりからやるのは大変ですし、そんなことをしなくても今はいい土を売っています。野菜専用に肥料が最初から加えられた培養土を手に入れましょう。野菜専用の培養土の他、例えば、トマト専用、きゅうりやゴーヤ専用の培養土等も売られているのでぜひ利用しましょう。せっかく育てるならちゃんと実をならせて収穫の喜びを味わいたいですから。もちろんそれでほったらかしというわけではありません。やはり追肥が必要になってきます。
或いは、そうした肥料すらやめて有機無農薬栽培を目指すなら、有機配合肥料というものを使うとよいそうです。堆肥、油粕、骨粉、鶏糞、牛糞などが混ざっているものです。
野菜の種や苗を手に入れる
ミニトマトなどは4月~5月頃にお花屋さんやガーデンセンターで苗を買ってくるのが初心者さんにはいいでしょう。また小松菜やラディッシュなど栽培期間が短く収穫しやすいものがおすすめです。
ベランダ菜園で育てる楽しみ、収穫の喜びをお子さんやご家族とぜひシェアしてみて下さいね。