日本原産の野菜ミズナ

サラダや鍋物の具材として活躍するミズナは、アブラナ科の葉野菜です。古くから京都で栽培されてきた野菜であることから、キョウナとも呼ばれています。種から育てますが、「水と土があれば育つ」と言われるくらい手間がかからないため、初心者でも簡単に育てることができます。また、種まき時期を少しずつずらすことで長期間収穫を楽しめます。
ミズナの種まきの適期は、4月上旬から5月中旬と、9月上旬から10月中旬です。1cm間隔で穴を開け、そこに1粒ずつ種をまきます。条間を15cmほど取れるようであれば、2列に種をまいてもいいでしょう。より大きい株を取りたい場合は、穴の間隔を10cmにし、種を6,7粒ずつ巻きます。種を植えたら、たっぷり水を与えます。
ミズナは乾燥にたいへん弱い野菜です。発芽するまでは、土の上に新聞紙をかぶせて乾燥を防いでもいいでしょう。ミズナは寒さに強い野菜ですが、寒さが厳しい地域で育てる場合や、冬の時期に発育が鈍くなっている場合は、寒冷紗をかぶせて防寒対策を行いましょう。
ミズナは、種まきから約50日で収穫できます。草丈が20cm以上になったら、根元からハサミで切って収穫します。鍋や炒め物に使いたい場合は、株をより大きく育ててから収穫しましょう。しっかりした歯ごたえのミズナを楽しめます。

日本原産の野菜アシタバ

青汁の原料としても有名なアシタバは、八丈島原産の野菜です。生長が早く病害虫の被害が少ないため、初心者でも育てることができます。種から育てた場合、本格的な収穫は翌年以降となるので、初心者は苗からの栽培をおすすめします。
植え付けは4月上旬から5月下旬までに行います。60cm以上のプランターに、株間を15cm以上空けて植え付けましょう。プランターは半日陰に置いて育てましょう。乾燥に弱いため、土が乾いたらすぐに水をたっぷり与えます。
植え付けから60日ほどで、草丈が40cmほどになったら収穫のタイミングです。株ごと収穫するのではなく、若い葉を選んでハサミで切って収穫しましょう。成熟した葉を残しておけば、新たな芽が伸び始めます。生育不良を起こす恐れがあるため、1つの株から連続して収穫することは避けましょう。

日本原産の野菜ミツバ

親子丼やお吸い物などに利用されるミツバは、日本やサハリン、中国など東アジア原産の野菜です。水耕栽培でも育てられるほど生育力が旺盛で、夏の暑さにも強いため、育てやすい野菜です。
ミツバの植え付け時期は、4月中旬から7月上旬と、9月下旬から11月上旬です。株数によって、植木鉢か、45cm程度の小型プランターに植え付けましょう。株間は10cmから15cmほど空けます。密集気味に育てることで葉が柔らかく、おいしくなります。コンテナは半日陰に置いて栽培しましょう。苗の時期は特に乾燥に弱いため、土が乾燥したら水をたっぷり与えます。花が咲くと栄養分を奪われてしまうので、つぼみのうちに摘み取ってしまいます。
植え付けから30日ほどで、草丈が20cmから25cmほどになったら収穫時期です。根元を2,3cm残してハサミで収穫しましょう。根を残しておくことで、収穫後またすぐに葉が出はじめます。収穫後は肥料を与えて生育を促しましょう。

春は野菜栽培に最適な季節

春は、1年のうちで最も多くの野菜苗が出回る時期です。天候が安定しており、害虫がまだ少ない時期でもあるため、初心者でも比較的簡単に栽培を行うことができます。春の栽培は他の季節の栽培に比べて、収穫までの期間が短いことも特長です。春に栽培をスタートした野菜の多くは、夏に収穫時期を迎えますが、中には1ヶ月ほどで収穫できる野菜もあります。特に葉物野菜は、収穫までの期間が短いものがたくさんあります。特に初心者におすすめの野菜を3種ご紹介します。

春に栽培したい野菜ナス

ナスは、6月上旬から収穫することができます。収穫のピークを迎える7月以降に剪定を行えば、10月ごろまで収穫することができます。品種改良が進んでおり、さまざまな味や形のものが出回っています。ナスは苗ができるまで80日ほどかかるため、初心者には苗からの栽培をおすすめします。
ナスはインド原産の野菜なので、高温を好みます。10度以下では生育が悪くなるため、植え付けは、夜も気温が高い4月下旬から5月中旬に行いましょう。プランターは60cm以上のもので、深さがあるものを選びます。複数植える場合は、株の間隔を30cm以上取ります。植え付けと同時に支柱を立てる必要があるので、用意しておきましょう。
ナスは日光を好むため、日当たりのいい場所で育てましょう。株全体に常に日光が当たるように、葉が茂ってきたら剪定を行います。剪定すると風通しもよくなり、病気の予防にもなります。また、乾燥に弱いため、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。夏場は乾燥を防ぐために、土の上にワラなどを敷き詰めて置いておくといいでしょう。品種にもよりますが、10cmほどになったら収穫します。

春に栽培したい野菜サニーレタス

普通のレタスよりも柔らかい食感のサニーレタスは、春と秋に栽培する野菜です。葉の上部が赤い色をしているため、レッドリーフレタスとかリーフレタスとも呼ばれています。苗も売っていますが、種からでも収穫まで約2ヶ月と短いため、初心者にも簡単に育てることができます。
春の種まきは2月下旬から4月上旬の間に行います。気温が23~25度を超えると発芽率が下がるため、植え付けは早めに行いましょう。種まきの1日か2日前から種まき直前まで種を水に浸しておくと、発芽率が上がります。20cm以上のプランターを使用します。あまり根を深く張らないため、浅型のもので十分です。株の本数が少なければ、植木鉢でも育てることができます。種をまいたら薄く土をかぶせ、乾燥と温度上昇を防ぐために新聞紙などをかぶせておきましょう。毎日水やりをし、1週間ほどで発芽します。サニーレタスは乾燥に弱いため、発芽後も水やりをしっかり行う必要があります。ただし、根腐れを起こしやすいため頻繁な水やりは厳禁です。土が乾燥してから水を与えましょう。種まきから2ヶ月ほどで、株元をナイフで切って収穫します。鮮度が落ちやすいので、食べる直前に収穫しましょう。

春に栽培したい野菜トウモロコシ

一見栽培が難しそうなトウモロコシですが、日当たりと適切なサイズのコンテナがあれば、種からでも簡単に育てることができます。種まきの時期は3月下旬から4月上旬で、苗が育つまでに1ヶ月ほどしかかかりません。
種はポットにまく方法と、コンテナに直接まく方法があります。ポットの場合は、1ポットにつき3つほど種をまき、本葉が3枚、草丈が15cmから20cmになったらになったらコンテナに植え替えます。直接まく場合は、20cmほどの間隔を空けて3粒ずつまきます。鳥が種を食べてしまうことがあるので、ネットをかけておきましょう。
トウモロコシも乾燥に弱いため、水をたっぷり与えます。特に開花前後には、乾燥に十分注意しましょう。一つの株に実が2,3個つきますが、栄養分を集中させるため、一番上を残して全て切り取ります。先端の毛のような部分が茶色くなったら収穫のタイミングです。

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