初めてベランダで野菜を作ってみようかなと思っている方が、最初にすることは道具をそろえることですよね。プランターやスコップ、じょうろなどがなければ始まりません。そしてもちろん、野菜の苗や種、土も必要です。そこでちょっとした疑問。土はどうすればいいの?お店に売っているの?ということで野菜作りには必要不可欠な土について解説します。
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目次

培養土と堆肥

野菜を育てるためには土が必要です。水耕栽培という方法もありますが、一般的には土に植物を植えて育てるという方が多いと思います。その時の土はどうすればいいのか?初めて土を購入する時は、培養土と書いてあるものがおすすめです。野菜用、花用など袋に説明が書いてありますので、自分の目的に合ったものを選びます。値段はかなり幅がありますが、やたら安いものは土が粗かったり石や木の枝が混ざっているものもあります。大量に必要ならば別ですが、一袋ぐらいならそこそこの値段の物を選んだ方が扱いやすいです。そして気になるのが堆肥ですね。いわゆる「肥え」というもので、野菜作りには欠かせないのではないかと思いますよね。堆肥は美味しい野菜を育てるのに必要ではありますが、培養土は堆肥も十分に混ざっていますので使う必要はありません。逆に培養土+堆肥にすると、強すぎて根が腐ってしまう可能性があります。
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堆肥を使うタイミング

堆肥は優れた栄養力を持っていますので上手に使えば立派な野菜を育てることができます。使うタイミングとしては、例えば、田舎の家から普通の土を貰ってきた時や培養土を使って野菜を作って終了した後の土に使います。栄養力のなくなった土では良い野菜はできません。その時に堆肥を混ぜてあげると土に元気が出て、何度でも使うことができるんです。

堆肥の種類

堆肥には家畜ふんや生ごみ、腐葉土などの種類があります。家畜ふんには豚糞、鶏糞、牛糞、馬糞などがありますが、豚、鶏は比較的安価ですが、臭いが気になります。牛、馬は臭いはあまりありませんが、効果がゆっくりで少し値段が高いです。生ごみはごみの減量化を目的として堆肥化する施設も増えています。またコンポスターを使えば一般家庭でも生ごみを堆肥化することもできます。腐葉土は枯葉やもみ殻、ぬかなどを微生物で発酵させたもので、効果はゆっくりですが衛生的で自然に優しい堆肥です。

堆肥の使い方

去年、プランターで野菜を作った後の土をよみがえらせるために堆肥を使うのがおすすめです。再生したい土をシートの上などにひっくり返して堆肥を全体の2~3割程度撒いてよく混ぜます。その後、雨にぬれぬようにビニールシートなどをかぶせて1週間ほど寝かせます。これはすぐ使うと堆肥がきつすぎて芽が出ない、根腐れを起こすなどのリスクを避けるために、土と堆肥が程よく熟成するのを待つためです。そして使う時はもう一度よく混ぜて酸素を良く含ませてからプランターに入れると良いでしょう。
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野菜作りの基本は土作り

プランターでも畑でも美味しくて立派な野菜を育てるためには、まず土作りと言われています。培養土というのは必要な栄養を十分に混ぜて作られています。堆肥や肥料はたくさん混ぜればよいというものではないので、初心者は野菜用の培養土を使うことをおすすめします。

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