イチゴは果菜類の一種でこの中でも栽培が難しいといわれています。他にはスイカなども難易度が高いと言われていますが、この記事では老若男女から人気の高いイチゴの育て方について詳しくご紹介いたします。
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目次

イチゴの特徴

イチゴは栽培期間が長いため、単純に時間がかかるという理由でも手間がかかりますが、害虫被害や病気にもかかりやすいため家庭菜園の初心者がいきなり育てようとするのはおすすめできませんが、手順さえしっかり理解し病気などの対策が出来るのであればまったく問題ありません。一つの株から苗がどんどん生まれるため、何年も継続して栽培することが出来る野菜です。春植えと秋植えがありますが、イチゴは寒い環境が好きなため秋植えをおすすめします。春植えにすると収穫まで一年以上かかる場合もありますので、相当な気力が必要です。そして乾燥にも弱いため冬でも土が乾いたら小まめに水をあげましょう。
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イチゴの基本の育て方

イチゴはプランターでも育てられるためマンションやアパートにお住いの方でも育てることが出来る野菜です。プランターは標準と呼ばれる60cm以上のものを使いましょう。土は市販の野菜用培養土で十分です。プランターや植木鉢の淵から3cm程度残して土を入れていきます。水をあげる際には水の跳ね返りで土が葉に付かないように気を付けてください。これが病気の原因になってしまう場合もあります。しかしやりすぎると根腐れをおこしてしまうので、イチゴの栽培難易度が他の野菜より高めなのは水やりの難しさが一つの要因になっていると思われます。
そして3月ごろになると新葉の生育が始まりますので、枯れた葉やしおれかけている葉は摘み取ります。一株につき4~5枚元気のある葉を残せば十分です。そしてこのころまでに花が咲くと思われますが、この花や蕾も茎を太くするため摘み取ってください。後々に収穫できる個数が増えるためこのように摘花することは大切です。
そしてイチゴは3回追肥するのが良いと言われています。1回目は2月の下旬ごろ、2回目は花が咲き始めころに、最後は秋の新苗が活着するであろう11月の上旬~中旬ごろに投入してください。イチゴは肥料が苦手な野菜でもあり、ホームセンターでは苺専用の肥料が販売している場合がありますので一度覗いてみてください。

収穫の時期

イチゴは5月の中旬から、開花して約1ヶ月程度で収穫に丁度良い案配になります。熟しすぎる前にハサミを使い切り取ってください。実が赤くなり始めたころですと鳥がイチゴを狙ってくることもありますので、防鳥ネットなどで対策を考えることをおすすめします。
次の年にも作りたいと思われましたら、ランナーと呼ばれる子株を株分けして培養土で育てましょう。最初は親である苗から切り離さず、根がしっかり張るまでハリガネなどで固定してください。この苗は秋に植え付けることができます。これ以降の株分けも同じ方法ですので繰り返して育てることができます。
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お子さんには特に喜ばれる野菜

子どもに好きな果物は何かと聞いたら多くの子がイチゴというでしょう。厳密には果物ではないですが、それほど人気のある野菜です。初心者お断りという難易度ではないので、是非お子さんとご一緒に栽培にチャレンジしていただきたいです。

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