コーンフラワーは明治時代ごろから日本で花壇や切り花として親しまれている花です。鯉のぼりの柱の先についている矢車に似ていることから「ヤグルマギク」と呼ばれています。その青色がとても美しく、宝石のサファイヤでは最高級カラーを「コーンフラワーブルー」と呼んでいます。古代エジプトのツタンカーメンの墓から出土するほど古くから人の暮らしと共にあったのでしょう。ヨーロッパでは麦畑の中に咲く雑草だったので「コーンフラワー」と呼ぶようになったそうです。

コーンフラワーの品種

青色の花の他に濃い赤紫や淡いピンクなど、少し紫がかった花色のバリエーションがあります。1メートルぐらいの背丈になるのですが矮性品種もベランダ栽培などには人気があります。黒褐色の花が個性的なブラック・ボールや花色が淡く繊細な花弁が特徴的なセントーレア・アメリカーナという品種も美しいです。

コーンフラワーの栽培時期

開花時期は4月の桜が終わったころから6月の梅雨入り後ぐらいが盛りです。
種蒔きは春なら3月から5月、秋なら9月から11月初旬ぐらいです。春蒔きなら梅雨明けごろから、秋蒔きにすると年末から春にかけて花が咲きます。
肥料は春と秋に少しだけ与えれば十分です。

コーンフラワーのプランターと用土

プランターの大きさはお好みや置きたい場所で選んでよいでしょう。とはいえ背丈が想像より大きくなるかもしれません。倒れないように深めを選んだほうが無難です。風が強ければ支柱を立てる可能性も出てきますしね。

用土は市販のハーブ培養土で十分です。水はけが良い土を好むので、配合するなら赤玉土6:腐葉土3:川砂や軽石1ぐらいが良いでしょう。ただ、過湿を避けられればほかの植物と同じように赤玉土7:腐葉土3のブレンドで鉢底の軽石を少し多めにしたら大丈夫です。特にコーンフラワー用に用意するまでもありません。

コーンフラワーの種蒔きと植え付け

発芽の手近は15度から20℃ぐらいなので、春と秋の涼しい時期が良いでしょう。プランターに用土を8分目まで入れて重ならないように直播します。育苗用の小さなポットを用意しても良いですが、直播で間引いた方が手っ取り早いのでオススメします。種をばら蒔いたら土をかぶせなくてもOKです。乾燥しないように水やりをしながら明るい日陰に置くと1週間ほどで発芽します。

発芽したらあまりにも混み合っているというところだけ間引けば大丈夫です。もともと丈夫でこぼれ種で増えるコーンフラワーはあまり神経質に育てなくて良いのです。押し合いへし合いで生育が悪くなりそうなところを間引くと考えてください。

育苗ポットで蒔いたものや他所のプランターに植え替えたい時は本葉が8枚から10枚ぐらいになったころに移植しましょう。株の間隔は10センチぐらいですね。根が比較的弱いので根鉢は崩さず、傷が付かないように植え付けます。

コーンフラワーの置き場所

日当たりと風通しの良いところに置きましょう。株がしっかりしていれば高温にも低温にも耐えられます。多湿は苦手なのでそこは注意しましょう。冬場も霜が降りるまでに丈夫な株になっていれば平気ですが、強い寒風に当たると傷むことがあります。だからといって冬に暖かすぎると間延びしてヒョロヒョロの株になってしまいます。ある程度の寒さには当てて、風対策には支柱を立ててやると良いでしょう。

コーンフラワーの水やりと肥料

乾燥気味を好みますが、油断して水切れするとあっという間に倒れるコーンフラワー。土の表面が完全に乾いてから、鉢底から流れ出るまで水やりします。やりすぎは多湿になるので根が傷み株が腐ります。

肥料の吸収力は抜群です。でも肥料が過ぎると葉が茂り草丈が伸び倒れやすくなるというちょっと始末が悪い感じになります。植える用土に化成疲労を少量混ぜておき、花芽が付く少し前から花が終わるころまで液体肥料を薄めて週に1回ほどで良いでしょう。

コーンフラワーのお手入れ

矮性品種以外は草丈が勢いよく伸びていきます。風が強いと倒れやすいので、支柱を立ててやると良いでしょう。

コーンフラワーの病害虫対策

害虫はありませんが、過湿になるとウドンコ病が発生します。生育期に茂りすぎたなと感じたら少し枝葉を落としてやりましょう。根元に日が当たるくらいが目安です。

コーンフラワーの育て方のポイント

余程やせた土や粘土質でなければ育ちますが、土が常に湿った状態にすると枯れあがります。
強く良く育った株は暑さ寒さに負けません。適温になったらすぐに種蒔きして早く成長させましょう。
肥料はほとんどいりません。やらなくても構いませんが、開花期に与えると生育が良くなります。
過湿にするとウドンコ病が発生するので根元に日が差すぐらいに株を透かしましょう。

コーンフラワーの収穫と活用法

収穫は株が密集した時に刈り込めば、株も透いて一石二鳥です。花は開花してから3日目までがキレイなので、それまでに摘み取りましょう。切り花にもなりますが、ドライフラワーにしてもサファイア色が長期間楽しめます。花はエディブルフラワーとしても楽しめます。ハーブティーよりも紅茶にブレンドするとおいしいですね。消化促進や利尿作用があるので胃がもたれた時などに飲用すると良いでしょう。結膜炎や口内炎にも効果があるので、お湯に花を浸しておいて冷ましたものでうがいをしたり目の洗浄にも利用できます。ニキビ肌の洗顔にもご利用ください。

丸くてコロコロとした形がキュートな観葉植物「グリーンネックレス」は育てるのが簡単であるため、ガーデニング初心者の方でも気軽に楽しめる植物です。この記事では、グリーンネックレスの育て方や注意点についてご紹介いたします。

グリーンネックレスについて

日本では「緑の鈴」と呼ばれることもあるグリーンネックレスはキク科・セネキオ属という分類になります。グリーンネックレスには主に2種類あり、1つは通常のグリーンネックレス、もう一つは白の斑が入っているバリエガタです。バリエガタは斑が入っているという意味の言葉ですのでグリーンネックレスを指すものではありません。その他にもルビーネックレスという紫色の似た品種もありますが、こちらはセネキオ属ではないため厳密には別物になります。
グリーンネックレスの主な原産地はアフリカ南部の砂漠が広がる雨がほとんど降らない乾燥地帯に自生しているようです。ほぼ雨期にしか水分を吸収できないため、水をため込むためにこのような丸い形に変化していったと言われています。春秋型の生育サイクルで、11~1月と7~8月の真冬真夏が休眠期で、それ以外の月は成長期となりますので植え替えする際には意識しましょう。

グリーンネックレスの育て方

グリーンネックレスの育て方は非常に簡単で、日光に当たる場所に置き、しっかり水やりをして人の快適に過ごせる温度で管理していれば問題ありません。それ故その日光・水分・温度が重要な要素になりますが、決して難しくありませんのでぜひ挑戦していただきたいです。
まず日当たりについてですが、グリーンネックレスは日光が好きな植物ですが、暗めの日陰でも育てることができます。しかし元気に育つかといわれれば難しいため、出来ることならば日の当たる場所に置き育ててください。真夏の休眠期には直射日光に長時間当たっていると葉焼けを起こしてしまいますのでレース越しのカーテンで育てるのがベストです。
グリーンネックレスはもともと砂漠地帯に自生していた植物であるため、乾燥には非常に強いです。そのため1週間ほど水やりをしなくても平気で育ちますが、土は全体がしっかり乾いたと思ったら一度にたっぷりと水やりしましょう。よく勘違いされることが多いのですが、植物への水やりは小まめに何度もではなく、土が乾ききったら一度に十分なほどあげるのが正解です。水やりはただ水分補給するためだけのものではなく、植物が生きるために必要な役割があります。それは少しずつの水やりでは全く効果が出ません。植物の水やりについては他の記事で個別に紹介していますのでそちらをご参照ください。
そして温度についてですが、高温は特に心配する必要はありませんが10℃を下回ると成長が止まって3℃を下回ると枯れ始めます。外で育てる場合は要注意ですが、人の住む快適な温度ならばあまり考えなくても大丈夫でしょう。

グリーンネックレスをさらに元気に育てる

グリーンネックレスは上記についてしっかり意識していれば、弱らせること無く元気に育てられるでしょう。ただし外で育てる場合は害虫が付いたり、水をやりすぎると根腐れや病気に掛かるもありますので、いくら育てるのが簡単な植物といってもぞんざいに扱っていいわけではありません。植物も生きているのですから育てる以上、最低限の面倒は見て可愛がってあげましょう。

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